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【簡単解説】QC工程表とは?作り方や活用例をサンプル付きで解説

更新日:2025年09月12日
マニュアル
顧客の求める製品を提供し続けるには、品質管理が欠かせません。また、複数の製品の品質管理を徹底するには、各工程での管理方法を示した「QC工程表」が必須です。
 
しかし、「QC工程表の作り方が分からず、社内で運用できていない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、QC工程表の作り方や記載すべき項目を中心に紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、分かりやすいQC工程表をつくれるようになり、品質管理の効率化につながります。
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QC工程表(QC工程図)とは

以下では、QC工程表の概要を紹介します。QC工程表とほかの資料の違いを押さえて、適切な工程表をつくりましょう。

QC工程表の概要

QC工程表とは、”Quality Control Chart”の略で「すべての生産プロセスと、各工程の管理方法が記載された表」を指します。
 
QC工程表の概要を示した図
 
万が一、生産不良が起こったとしても、原因となった工程を特定できなければ問題解決は不可能です。一方で、QC工程表で生産工程が管理されていれば、「製造プロセス」が可視化されるので、原因が明確になります。
 
また、QC工程表は、「誰でも同じ品質で作業できる=標準作業」を重んじる、トヨタ自動車株式会社が取り入れていることでも有名です。
 
以上のように、QC工程表によって各工程の管理方法を可視化することで、生産不良の原因を抽出したり、作業の品質向上につなげたりできるのです。

ISO認証取得におけるQC工程表の重要性

QC工程表はISOの認証を取得するのに利用されます。
 
認証を受ければ、国際規格に沿った製造・管理のシステムを持っていることが認められるため、社会的な信頼や品質の向上につながるのです。ただし、基準を満たすことを示すためには、品質計画が必要です。
 
QC工程表は、作業工程や管理方法が可視化して記載されるため、品質計画に相当します。自社でISO認証の取得を考えている場合は、QC工程表を活用しましょう。

QC工程表と似ている用語

QC工程表と混同されやすい用語に、「コントロールプラン」と「作業標準書/手順書」があります。3つの用語の違いは、以下の通りです。
 
<特徴> <記載内容>
QC工程表
製造の工程を分解して、”各工程の管理方法”を定めた文章。記載の自由度は高い。
・工程名、作業者、作業方法、検査方法など
コントロールプラン
製造プロセスにおける、”製品と工程の管理方法”を示した文章。国際規格に沿ってつくらなければならない。
・コントロールプランの番号
・製品/工程管理に関する事項、製造方法、対応計画など
作業標準書/手順書
誰でも高品質な製品をつくれるように、生産手順を示した資料。一つひとつの工程がより詳細に記載されている。
・作業/操作の手順、ツールの使い方、作業時間など
以上のように、コントロールプランは国際規格に沿って作られるので、QC工程表とは「規定の細かさ」が異なります。
 
また、作業標準書や作業手順書には、QC工程表のように製造プロセス全体ではなく、各工程ごとの詳しい作業手順が記載されています。そのため、作業標準書/手順書は、QC工程表の内容を補足するための資料であり、現場のマニュアルの役割を担うのです。
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誰が作る?QC工程表の作成部門

QC工程表は「設計・生産技術・製造」などの部門で作成される場合が多いです。
 
ただし、部門ごとにバラバラの形式でQC工程表を作成していると、情報の突き合わせに手間がかかるうえ、管理・共有も困難です。そのため、情報の抜け漏れが発生したり、部門間の連携を妨げたりする恐れがあります。
 
したがって、QC工程表を作るときは、サンプルやテンプレートを活用して、社内で統一した形式で作成することがポイントです。また、一から体裁を整える必要がないので、迅速にQC工程表を作成できます。
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誰が使う?QC工程表の目的と活用シーン

QC工程表を作成する目的や、活用シーンには以下が挙げられます。
 
  • 製造不良の原因究明
  • 製造した製品に不良が見つかったとき、QC工程表を使って”どの工程に問題があったのか”を特定します。管理基準に満たなかった工程を洗い出すのです。
     
  • 品質のチェック
  • QC工程表では製造している製品についての、各工程での品質基準が示されています。そのため、製品の品質が基準を満たしているかをチェックできるだけでなく、定期的な検査でのクリア基準も明確になるのです。
     
  • 新人の教育
  • QC工程表には製造の全工程が記載されているので、新人の教育にも使えます。製造の大きな流れや、管理方法の概要を伝えられるのです。
     
  • 作業標準書の作成
  • QC工程表は、作業標準書の作成にも有効活用できます。QC工程表には製造の全工程が網羅されているので、QC工程表をもとに、各工程ごとの詳細な作業手順を記載することで、「作業標準書」を作成できるのです。
     
  • 外部への説明資料
  • QC工程表を作成しておくと「品質を適切に管理していること」の証明になり、取引先への説明資料としても役立ちます。ただし、QC工程表には機密事項も含まれているため、社外用に内容を編集したうえで提出すべきです。
以上のように、QC工程表は一般的にイメージできる「製造不良の原因究明」「品質のチェック」以外のシーンでも活用できます。
 
また、QC工程表は製造の管理者をはじめとする多くの社員に使われます。そのため、作成した工程表をリアルタイムで社内に共有できる、「ナレカン」のようなツールを使って作るべきです。
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QC工程表のサンプル

QC工程表のサンプル画像
 
こちらは、ExcelのQC工程表のサンプルです。
 
画像のように、QC工程表には工程名・管理点・管理方法を抜け漏れなく載せましょう。また、関連文書として各工程で参照すべき「作業標準書」と「手順書」を示しておくと、従業員が作業を進めやすくなります。
 
ただし、サンプルのようにQC工程表をExcelでつくると、確認のたびファイルを探す手間がかかります。また、現場作業が多い人にとって、スマホやタブレットで確認しづらいので不便です。
 
そこで、スマホやタブレットからでも、簡単に情報にアクセスできる仕組みを作りましょう。たとえば、QC工程表などの情報を一元管理できる「ナレカン」のような“マルチデバイスに対応したツール”を導入すれば、利便性が高まります。
 
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QC工程表や作業手順書の作成・管理に最適なツール

以下では、QC工程表を簡単に作成・管理できるツールをご紹介します。
 
QC工程表は、作業の工程や管理方法などを周知するために欠かせません。しかし、Excelなどのファイルで作成すると共有に手間がかかるうえ、現場の社員がスマホやタブレットから確認しづらいため、適切に活用されない恐れがあります。
 
そこで、簡単な操作で情報にアクセスしやすく、共有もワンクリックで完了するツールが求められるのです。とくに、検索精度の高いツールなら、必要なQC工程表をすぐに確認することができます。
 
結論、QC工程表の作成・管理には、シンプルな操作性で誰でも使いこなすことができ、超高精度な検索機能で情報にすぐアクセスできるツール「ナレカン」一択です。
 
ナレカンの記事では、テンプレートを利用してメンバー全員が簡単に統一されたフォーマットでQC工程表を作成でき、スムーズに共有できます。また高精度な検索機能を搭載しているため、必要なときにすぐ情報を取り出せます。

QC工程表に即アクセスできるツール「ナレカン」

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更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。

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ナレカンでQC工程表を作成した例

以下は、実際に「ナレカン」を利用して、QC工程表を作成した画像です。
 
ナレカンでQC工程表を作成した例 width=
 
ナレカンでは、表機能を使って簡単にQC工程表を作成可能です。シンプルな操作性なので、メンバー誰でもすぐに使いこなせて、利用が定着します
 
また、テンプレートを追加できるので、メンバーによるバラつきがない統一された工程表を作成して管理可能です。
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QC工程表に記載すべき管理項目

QC工程表に載せるべき項目は、以下の4点です。
 
 
  • 工程
  • 工程名や作業名、管理部門を載せます。一般的にはフローチャートで記載します。
  • 管理点
  • 管理点とは、品質を測定・管理することを指します。具体的には、管理項目や管理基準、品質特性などを載せます。
  • 管理方法
  • 管理方法とは、どの器具で何をどのように測定し、どのような結果が出れば良品であるか判断することを意味します。そのため、担当者、作業方法、検査方法、設備、材料、規格を載せます。
  • その他
  • ほかにも、製品の形状や寸法といった製品に関する情報や文書管理に関する情報も記載します。また、異常時の対応方法や改訂履歴なども載せると良いです。
 
上記の項目は取り扱う製品ごとに異なるため、項目を適宜カスタマイズしながら運用しましょう
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QC工程表の分かりやすい作り方

ここでは、QC工程表の作り方を分かりやすく紹介します。工程表は自由度が高いので、自社で作成する場合は、以下のポイントを押さえましょう。

(1)工程と作業を整理する

まずは、原材料の受入から完成品の出荷までの工程に関する情報を収集し、整理します。
 
具体的には、原材料や部品に関わるプロセスを「受入」「加工」「運搬」などの単位に分割して、各工程の作業を洗い出すのです。
 
また、工程や作業を整理するときは、記号や矢印を使って下図のような「フローチャート(工程の流れ図)」をつくると、製造の流れがより分かりやすくなります。
 

<フローチャートのイメージ>

 
フローチャートのイメージ画像
 
また、整理した工程は「工程図記号」を用いて、表に起こすことも多いです。工程図記号はJIS(産業製品に関する日本の規格)に準拠していて、以下のような例があります。
 
▼工程図記号の例
 
<記号> <意味>
「加工」の工程を表す。原材料、材料、部品等の形状・性質に変化をもたらすこと。
〇(小さい)
「運搬」の工程を表す。原材料、材料、部品等の位置を変化させること。
「貯蔵」の工程を表す。原材料、材料、部品等を”計画により”貯えること。
(D型の記号)
「滞留」の工程を表す。原材料、材料、部品等を”計画に反して”貯えること。
「数量検査」の工程を表す。原材料、材料、部品等の個数を数えて、基準との差異を調べること。
「品質検査」の工程を表す。原材料、材料、部品等の品質特性を検査して、良品/不良品を見分けること。
 
▼補助図記号の例
 
<記号> <意味>
|
「流れ線」を表す。要素工程の順序関係を示している。
「区分」を表す。工程系列における管理上の区分を示している。
「省略」を表す。工程系列の一部の省略を示している。
 
このような記号を覚えることで、QC工程表に記載する各工程を視覚的に表現できます。

(2)管理点を示す

工程と作業を整理したら、次に管理点を示します。
 
管理点とは、各工程における管理ポイントのことで、以下の2つの条件に分けられます。
 
  • 品質特性:寸法や重量、外観の傷など製品の状態を表す特性のこと
  • 管理特性:加熱時間や加圧過重といった品質特性を左右する加工条件(特性)のこと
以上のように、管理点を示すことで「各工程で注目すべきポイント」が明らかになります。ただし、冗長な説明だと、かえって分かりづらくなるので簡潔にまとめましょう。

(3)管理方法を明確にする

最後に、管理方法を示しましょう。
 
管理方法とは「品質を確認する測定・検査の条件」であり、以下の5項目を載せる必要があります。
 
管理方法の5M
  • 担当者(Man)…誰が測定・記録するのか
  • 作業方法(Method)…どのように測定するのか
  • 検査(Measure)…どれくらいの精度で測定するのか
  • 設備(Machine)…何の設備や機器を使うのか
  • 材料(Material)…材料や部品にどのような規格を設けるか
以上の5項目は、各製品におけるクオリティのばらつきを抑えるために必須です。このように、QC工程表で項目を適切に管理しながら、不良品の発生を防ぎましょう。
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QC工程表を作成するときの注意点

ここでは、QC工程表を作成するときの注意点を3つご紹介します。工程表を作成しても使われなかったり、仕事に役立っていなかったりすれば意味がないため、確認しておきましょう。

(1)簡潔に記載する

QC工程表をつくるときは、簡潔に記載することが大切です。
 
冗長な文章だと、工程表に情報が収まらず見づらくなったり、かえって分かりづらくなったりする恐れがあります。また、項目が多すぎると確認の手間が増えるので、結果として非効率な管理になるのです。
 
そのため、QC工程表には重要な項目のみを簡潔に記載しましょう。細かな情報を記述すべき場合は、作業標準書や手順書を作成するのがおすすめです。

(2)振り返りをする

また、定期的に振り返りを行い、修正と改善を繰り返すのも重要です。
 
継続的に作業を見直し改善を図ることで、はじめから完成形を目指すよりも、効率良く生産性の高い体制を構築できます。そのため、改善案をもとに計画を練り直し、より効率的な作業工程に改善していきましょう。
 
ただし、Excelや紙では欲しい情報をすぐに確認できず、利便性が悪いです。そこで、「ナレカン」のように多階層のフォルダで整理でき、かつ「キーワード検索」などの超高精度の検索スキルによって、目的の情報へ即たどり着けるツールを導入しましょう。

(3)社内・社外用を作成する

QC工程表は社内用だけでなく、社外用も作成するようにしましょう。
 
QC工程表は社内で作業・管理方法を示すという目的以外にも、仕入れ先に品質管理体制を説明したり、外部の監査でも使用されたりするなど、社内外で広く利用されます。
 
そのため、社内向けのQC工程表をそのまま社外に共有してしまうと、公開すべきでない機密事項が漏れてしまう危険性があるのです。したがって、外部での利用が想定される場合には、あらかじめ社外用のQC工程表を作成して状況に応じて使い分けましょう。
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QC工程表に利用されるFMEAとは?

FMEAとは、製品の設計段階に存在する故障や不具合などのリスクを未然に防ぐための手法のことです。FMEAを利用することで、事前にリスクに対する対策を講じることができるため、信頼性の向上やコストの削減につながります
 
QC工程表にFMEAの手法を利用するときには、想定されるリスクを分析して確認します。洗い出された課題は改善策を検討し、リスクへ事前に対応します。
 
FMEAをQC工程表に反映させて、リスク管理や品質向上につなげましょう。
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分かりやすいQC工程表の作り方まとめ

ここまで、QC工程表の作り方や注意点を中心に紹介しました。
 
コントロールプランや手順書の概要を指す資料を「QC工程表」と呼び、3者は”規定の細かさ”や”フォーカスする業務の範囲”に違いがあります。そのため、製造プロセスの概要から詳細まで残したい場合は、これらの資料を併せて用意しましょう。
 
しかし、QC工程表を紙やExcelファイルで管理すると、目的の情報を探したり、共有したりするのに手間がかかります。そこで、「工程表・手順書を一元管理して、スムーズに情報共有できるツール」が必須になるのです。
 
結論、導入すべきツールは、QC工程表や手順書を簡単に作成・管理でき、”フォルダ”や”検索”機能で欲しい情報をすぐに見つけられるツール「ナレカン」一択です。
 
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【作成例あり】わかりやすい作業手順書の作り方やテンプレートを紹介
この記事の監修者
澤村大輔の画像

株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。
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