はたらきかたエディターとは?機能や料金、評判まで紹介

近年、業務マニュアルは複数人かついつでも閲覧できるように、ITツールを用いて作成するのが一般的になりつつあります。ITツールを活用すれば、文章や画像の追記や修正が簡単でメンテナンスしやすい点がメリットです。
たとえば、「はたらきかたエディター」は見やすいマニュアルを作成可能なITツールのひとつです。しかし、マニュアル作成ツールの導入を検討しているものの、具体的な運用イメージがつかめず利用を悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、はたらきかたエディターの機能や料金、評判を網羅的にご紹介します。
- はたらきかたエディターの機能や料金・評判を知りたい
- ユーザーの評判をもとにはたらきかたエディターの導入可否を検討したい
- 社内のマニュアル作成・共有をツールを使ってより簡単に行いたい
という方はこの記事を参考にすると、はたらきかたエディターの概要が分かるだけでなく、自社に合うツールか判断できます。
目次
はたらきかたエディターとは

はたらきかたエディターとは、YAMAGATA株式会社が運営しており、簡単操作でマニュアルを作成・編集ができるサブスクリプションサービスです。
プログラミングの知識なしでマニュアルを作成できるうえ、画面を直接編集する仕様になっているのでプレビューして表示を確認する手間がかかりません。また、アプリは不要でブラウザから利用を始められます。
はたらきかたエディターの特徴
はたらきかたエディターは、電子業務マニュアルの作成会社が運営するツールである点が特徴です。
YAMAGATA株式会社では、現状のマニュアルの改善を提案する「はたらきかた調査」や、マニュアルの作成・翻訳を実施する「はたらきかた制作」のサービスを展開しています。これらで作成したデータを「はたらきかたエディター」で編集することができるのです。
またはたらきかたエディターは、同社のマニュアルサービスを利用するユーザーがそのまま活用可能なほか、新規での作成にも対応しているツールになっています。
はたらきかたエディターと他ツールとの違い
はたらきかたエディターと他ツールの違いとしては以下の2つが挙げられます。
- マニュアル作成専用のアプリが不必要である
- 「はたらきかた調査・制作」でデータ化したマニュアルを自社で編集できる
ブラウザでの直接編集が可能なため、新たなツールを導入する手間が必要ありません。
はたらきかた調査・制作」ではマニュアル作成に必要なデータを調査・分析・改善を行っているため、マニュアル作成にかける時間を短縮できます。
これらのことから、はたらきかたエディターは簡単なマニュアル作成に優れているツールだと言えます。
はたらきかたエディターPlusとの違い
「はたらきかたエディターPlus」とは、「はたらきかたエディター」と「はたらきかたクラウド」を合わせたサービスのことを指します。
「はたらきかたエディター」で作成したマニュアルをはたらきかたクラウドで共有・公開することができます。また、「閲覧グループ制御」や「IPアドレス制御」を設けることで、安全なセキュリティ下で公開できるのです。
はたらきかたエディターの機能
はたらきかたエディターのおもな機能は以下の通りです。
機能詳細 | |
---|---|
ブラウザ編集機能 |
Google ChromeまたはFirefoxのブラウザでマニュアルを作成できます。 |
ドラッグ&ドロップ機能 |
ドラッグ&ドロップでマニュアルに表や動画を挿入することが可能です。 |
複製機能(リユース機能) |
以前作成したマニュアルを複製して再利用できる機能です。 |
画像履歴管理機能 |
画像をはたらきかたエディター上に保管して、必要な画像を探せます。 |
動画ファイル |
動画ファイルをアップロードしたり、YouTube動画を埋め込んだりできる機能です。 |
マルチデバイス機能 |
パソコン・スマホ・タブレットでマニュアルを表示できます。 |
HTML出力機能 |
マニュアルデータをHTMLとして出力する機能です。 |
以上のように、はたらきかたエディターはマニュアル作成に特化した機能が充実していると言えます。
はたらきかたエディターの料金プラン一覧
はたらきかたエディターの料金プランは以下の通りです。
スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|
料金 |
55,000円/月 |
110,000円/月 |
初期設定費用 |
88,000円 |
88,000円 |
ユーザー数 |
20ユーザー |
20ユーザー |
マニュアル数 |
10 |
10 |
ストレージ容量 |
10GB |
30GB |
翻訳機能 |
× |
〇 |
また、必要に応じてオプションを追加することで、ユーザー数やマニュアル数、ストレージ容量を増やすことができます。全プラン対象のオプション詳細は以下の通りです。
追加単位 | 月額料金 | |
---|---|---|
編集ユーザー数 |
10名 |
11,000円(税込)/月 |
作成可能マニュアル数 |
20マニュアル |
11,000円(税込)/月 |
ストレージ容量 |
50GB |
11,000円(税込)/月 |
このように、スタンダードプランとプレミアムプランでは、ストレージ容量や機能に差があります。とくに、翻訳機能はプレミアムプランのみ対応となっている点に注意が必要です。
また、初年度は12ヶ月間の契約で、途中解約ができません。そのため、オプションや翻訳機能は自社に必要か検討してから導入するようにしましょう。
はたらきかたエディターの評判
以下では、はたらきかたエディターの良い口コミ、改善点に関する口コミをご紹介します。実際に利用するユーザーの感想を確認したい方は必見です。
※ご紹介する口コミは、SaaSLOG>はたらきかたマニュアルより引用しています。
はたらきかたエディターの良い口コミ・評判
以下では、はたらきかたエディターの良い口コミや評判をご紹介します。ユーザーからは「マニュアルがすぐに更新できる」「英語化に便利」といった声が寄せられています。
非公開ユーザー(投稿日:2021年08月30日)スタッフがマニュアルを周知、徹底する事でお客様への接客の差が出ないようにする為に導入していましたが、はたらきかたエディターの機能でスタッフに管理をさせて変更点や追加点などをすぐに変更して更新させることが可能で便利でした。
非公開ユーザー(投稿日:2021年08月19日)操作性が非常によいことと、ボタン一つで英語化が可能になるところが便利だと感じました。外国人職員も多い弊社としては「英語化」により正確な伝達ができるようになりました。
非公開ユーザー(投稿日:2021年06月10日)リモートワークに対応した業務マニュアルを作成するために使っていました。もとになるマニュアルがなくても、分かりやすい業務マニュアルを数日程度で作成できた点が良かったです。リモートワークに対応する業務マニュアルがなかった中で、豊富な知識を持つライターにお任せしながら、会社の状況にあったマニュアルを作成できました。
はたらきかたエディターの改善点に関する口コミ・評判
以下では、はたらきかたエディターの改善点に関する口コミや評判をご紹介します。ユーザーからは「月額料金が高い」「操作が難しく感じられることがある」との声が挙がっています。
非公開ユーザー(投稿日:2021年08月30日)少し月額が高価かなと感じました。もう少しリーズナブルな価格設定であれば長く使いやすいと思います。年間契約とのことだったので一年間は不便と感じていても解約出来ないので困りました。また、慣れるまでは細かい作業も少し難しく感じます。
非公開ユーザー(投稿日:2021年08月19日)理想のものを作りたい場合にはこだわりが強ければ強いほど難しくなると言うように感じました。たとえば、使える図形が限られていたり、挿入がやりづらかったりという点が気になりました。
非公開ユーザー(投稿日:2021年06月10日)変更または新たな内容を追加したいときに時間がかかったことです。 リモートワークを推進する中で、休暇の取り方と業務時間の換算に関して追加したいと思ったのですが、追加を依頼してから骨子が届くまでに1週間以上かかったので変更がしにくくて対応に困ってしまいました。
はたらきかたエディターの注意点
はたらきかたエディターには、マニュアルの編集に特化しているため公開機能が備わっていません。そのため、Web上で社内メンバーに共有するにはWebサーバーが別途必要になるのです。
また、2024年7月に「はたらきかたエディターplus」がリリースされ、こちらを公開することができます。しかし、「はたらきかたエディターplus」は「はたらきかたエディター」よりも料金が高くなる場合があります。
このように、はたらきかたエディターだけではWeb公開できない点に注意しましょう。また、マニュアルの作成・公開を簡単に実施するには、
のように、作成から公開まで1つのツールで行えるものを利用するのがおすすめです。【必見】社内マニュアル作成・共有におすすめのツール
以下では、社内マニュアル作成・共有におすすめのツールをご紹介します。
マニュアル作成・共有を簡単・迅速に行うことは、業務を効率的に進める上で重要です。しかし、社員間でITスキルに差がある場合、複雑なツールを導入すると、すぐに社内で浸透せず、マニュアルが形骸化してしまいます。
そこで、「ITスキルに関係なく、マニュアル作成や共有が簡単にできるツール」を導入しましょう。また、マニュアルは業務に即した形になるよう常に最新の情報を記載する必要があるため、情報更新も簡単に行えるツールを導入するべきです。
結論、マニュアル作成・共有に最適なのは自社にあった形であらゆる情報をまとめられ、常に最新情報を共有できるツール
一択です。ナレカンは、テキストや画像・表で情報をまとめたり、「目次機能」で構造化したりと、マニュアル作成を簡単に行えます。また、情報を更新すると『誰が編集したか』『誰が閲覧したか』まで記録が残るので、運用もしやすいのです。
マニュアル作成・共有や情報更新を簡単に行えるツール「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
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更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
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ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
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初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
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はたらきかたエディターの使い方や口コミ・評判まとめ
これまで、はたらきかたエディターの使い方や口コミ・評判を中心にご紹介しました。
はたらきかたエディターは、ブラウザからマニュアルの作成・編集が可能な多言語対応のマニュアル作成ツールです。一方で、ユーザーからは「操作が難しい」という声が挙がっていたり、Web上で公開するには公開サーバーが必要だったりと利用に注意が必要な点があるため、導入は慎重に検討しましょう。
マニュアルを効果的に運用するには「ITスキルに関係なく、マニュアル作成や共有が簡単にできるツール」を導入するべきです。また、情報更新も簡単に行えれば、共有がスムーズになりさらに運用しやすくなります。
したがって、マニュアル作成・共有に最適なのは、自社にあった形で情報をまとめられ、常に最新情報・情報更新者を共有できるツール「ナレカン」一択です。
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を導入し、マニュアル管理を円滑化しましょう。