【厳選4選】おすすめのログ管理システムや導入メリットも解説!

ログ管理とは、社内のサーバーや端末でおこなわれた「操作の履歴」を収集し、管理することです。ログ管理には情報漏えいを防ぐ効果がありますが、人力ではできないため、「ログ管理システム」が必須です。
一方で、「ログ管理システムを導入したいが、どのシステムを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのログ管理システム4選と、システム導入のメリットを中心にご紹介します。
- ログ管理システムを導入するメリットを知りたい
- ログ管理システムの特徴や注意点を比較したい
- 最も簡単にログ管理ができるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社の目的に合ったログ管理システムを見つけられます。
目次
ログ管理システムとは?
ログ管理システムとは、端末操作の履歴である「ログ」を収集し、適切に管理するためのツールです。
具体的には、システムを使ってログを監視することで、「不正アクセスの有無」などをチェックできます。情報漏えいは顧客からの信頼を著しく損なうため、ログ管理は非常に重要です。
以上のように、ログ管理は企業の情報漏えいを防ぐために役立ちます。そのため、ログ管理システムを導入することは、企業にとって大きなメリットなのです。
ログ管理システムを導入する3つのメリット
以下では、ログ管理システム導入の3つのメリットを解説します。まずは、「ログ管理システムによってできること」を確認しましょう。
(1)不正アクセスを防げる
ログ管理システム導入の1つ目のメリットは、不正アクセスの防止です。
ログ管理システムを使うことで、外部からのサイバー攻撃に気づき、情報漏えいを防げます。また、外部攻撃に留まらず、内部での「ルールに反した情報の持ち出し」なども防止できるのです。
このように、ログ管理システムを使えば、社内外両方からの「不正アクセス」や「不正な操作」を監視できます。そのため、ログ管理システムは情報セキュリティを強化し、社内情報の漏えいを防ぐことに役立つと言えます。
(2)システム障害を防止できる
ログ管理システム導入の2つ目のメリットは、システム障害の防止です。
サーバーへのアクセス急増は、「サーバー停止」などのシステム障害の原因となります。一方で、ログ監視システムを使うと、アクセス急増の予兆を拾えるため、システム障害を事前に防げるのです。
また、システム障害が起こってしまった場合にも、ログを遡ることで原因を早期に突き止められます。
以上のように、ログ管理システムでサーバーの状態を監視することで、システム障害を未然に防いだり、障害の原因を迅速に突き止めて修復したりできるのです。
(3)業務改善に役立つ
ログ管理システム導入の3つ目のメリットは、業務改善への活用です。
ログ管理システムを使うと、PC業務の「業務時間」や「業務数」を確認できます。テレワークでの「さぼり」を防止したり、業務時間が長い社員を見つけ出し、負荷の軽減に向け対策したりできるのです。
結論、ログ管理システムによる業務の監視は、業務改善や効率化にも有効活用できます。
おすすめのログ管理システム4選
以下では、おすすめのログ管理システム4選をご紹介します。それぞれ特徴や注意点を比較して、自社に最適なログ管理システムを選択しましょう。
【AssetView】必要なサービスのみ使えるログ管理システム

AssetViewの特徴
- IT資産を管理できる
- ファイルの持ち出しを制御できる
社内のパソコンやソフトウェアの情報を自動で収集・一元管理し、ライセンス管理や資産の現状把握が簡単にできます。
USBで内部から情報を持ち出す操作などを、一括で禁止できます。
AssetViewの機能・使用感
- ファイルを遠隔削除できる
- PC操作ログを取得できる
メール誤送信などで社外に渡ったファイルも、管理者が遠隔操作で削除できるので、情報漏えいが発生した場合でも、被害を最小限に抑えられます。
誰がいつどのような操作をしたかを詳細に記録し、不正行為やミスの追跡が可能なので、内部不正やケアレスミスによる情報流出のリスク管理に役立ちます。
AssetViewの注意点
- 最低契約台数がある
- 必要な機能を精査する必要がある
最低契約台数が50台からとなっているため、社員の少ない企業には不向きです。
パッケージプランはありますが、細分化された機能を組み合わせて購入する形式のため、自社で必要な機能を細かく把握する必要があります。
AssetViewの料金体系
価格・プラン詳細については、問い合わせが必要です。
【セキュログ】無駄の少ないログ管理システム

セキュログの特徴
- ファイル操作ログを確認できる
- クラウド型の高いセキュリティ
ファイルの作成・編集・削除などの操作履歴を取得でき、不正なファイル操作や情報漏えいリスクの監視に役立ちます。
クラウド上でログを管理し、データセンターで安全に保管されるため、情報漏えい対策や災害時のデータ保護に強いです。
セキュログの機能・使用感
- アラーム機能
- シンプルな機能構成
不許可のソフトウェア利用など、ルール違反の操作があった場合に即座にアラート通知が可能です。そのため、不審な動きをいち早く検知できます。
必要最低限の機能に絞られているため、運用コストを抑えて導入できます。
セキュログの注意点
- 必要な機能があるか、確認が必要
- 対応OSがWindowsのみ
機能が比較的少ないため、必要な機能が網羅されているかを確認する必要があります。
Windowsにのみ対応しているため、Mac端末での使用ができません。
セキュログの料金体系
※ 別途、初期費用10,000円がかかります。
※ 詳しくは問い合わせが必要です。
- 基本料金:1,500円/月(基本費用)+700円/ユーザー/月(ログ管理費用)
【Qasee】業務コストを正確に把握できるログ管理システム

Qaseeの特徴
- 勤怠・労務管理を自動化できる
- 働き方の改善をサポートできる
勤務開始・終了時間を自動で打刻でき、勤怠データをそのまま給与計算などに利用できます。
セルフマネジメント・組織分析機能によって、個人やチームの働き方や業務負荷を可視化し、自己管理や組織改善をサポートできます。
Qaseeの機能・使用感
- 業務コストの自動計算
- 業務分析機能
業務内容を入力すると、自動で工数やコストを正確に算出できるので、プロジェクトや業務ごとのコスト管理を効率化できます。
リモートワークとオフィスワークの生産性比較など、多角的な業務効率分析が可能で、業務改善の効果測定に役立ちます。
Qaseeの注意点
- セキュリティ強化には向いていない
- 業務の詳細が公開されてしまう
工数管理や業務効率化のためのシステムなので、セキュリティ強化には別のシステム導入する必要があります。
詳細な分析が便利な反面、口コミには「業務の内容が、同僚や上司にも丸見えすぎる」という意見も見られます。(参考:ITreview)
Qaseeの料金体系
価格・プラン詳細については、問い合わせが必要です。
【Logstorage】あらゆる種類のログを管理できるログ管理システム

Logstorageの特徴
- 多様なシステムのログをまとめて管理できる
- 記録を安全に保存できる
会社のパソコンやサーバー、ネットワーク機器などが出すログを自動で集めて、一か所にまとめて保存・管理できます。たとえば、誰がいつパソコンにログインしたか、どんな操作をしたかなど、さまざまな記録を一元管理できます。
集めた記録は、暗号化して安全に保管されます。記録が書き換えられてしまった場合も、その異常を見つけることができます。
Logstorageの機能・使用感
- 横断検索機能
- ログ圧縮保管機能
サーバーやネットワーク機器など様々なシステムのログを一括で収集・管理し、横断的な検索や分析ができます。
収集したログを最大で10分の1に圧縮して保管でき、ストレージコストを大幅に削減できます。
Logstorageの注意点
- 記録を集めるための設定が必要
- 設定がマニアックなので操作には知識が必要
どの機器やシステムから記録を集めるか、最初に設定が必要です。設定後は自動で記録されます。
利用しているユーザーからは「設定が少々マニアックな感じで、必ずしも万人に扱える感じでは無い気がするので、インタフェース等、ロジックがあまり理解できていない人でも操作できるようにすると良いと思います。」という声があります。(参考:ITreview)
Logstorageの料金体系
価格・プラン詳細については、問い合わせが必要です。
【厳選4選】ログ管理システムの比較表
以下は、ログ管理システムの比較表です。各ツールの特徴を把握しましょう。
(左右にスクロール可)
AssetView | セキュログ | Qasee | Logstorage | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
必要なサービスのみ使えるログ管理システム |
無駄の少ないログ管理システム |
業務コストを正確に把握できるログ管理システム |
あらゆる種類のログを管理できるログ管理システム |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
PC操作ログ |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
ファイル操作ログ |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
注意点 |
必要な機能を精査する必要がある |
対応OSがWindowsのみ |
セキュリティ強化には向いていない |
設定がマニアックなので操作には知識が必要 |
料金 |
要問い合わせ |
基本料金:1,500円/月+700円/ユーザー/月
初期費用:10,000円
詳しくは要問い合わせ
|
要問い合わせ |
要問い合わせ |
公式サイト |
「AssetView」の詳細はこちら |
「セキュログ」の詳細はこちら |
「Qasee」の詳細はこちら |
「Logstorage」の詳細はこちら |
以上を踏まえて、自社に必要な機能や予算を検討し、自社に合ったツールを選びましょう。
【安心】ログが残る社内情報共有ツール
以下では、社内情報を安全に管理するためのツールをご紹介します。
ログ管理ツールは、アクセス履歴や操作記録、セキュリティイベントなどを記録し、万が一のトラブルに備える「証跡管理」として非常に有効です。ただし、ログがしっかり取得されていても、「なぜその操作をしたのか」「どう対処すべきだったか」といった背景情報や対応フローまでは、ログだけでは分かりません。
そこで、「記録の活用」や「再利用しやすい形での整理」に役立つのが、社内情報を一元化し、業務ノウハウを共有できるナレッジ管理ツールです。とくに、インシデントの対応履歴を記事化して全体に共有しておけば、次回以降の判断や対応もスムーズになります。
結論、自社の情報を管理するなら、ユーザーのアクセス履歴や操作ログを自動で記録できる高セキュアなナレッジ管理ツール
一択です。ナレカンでは、「誰がいつ情報を更新したのか」という編集ログのほか、社内情報の検索履歴や資料のダウンロード履歴など、あらゆるログをCSV形式で出力できます。また、国際基準のセキュリティを備えているので、大企業でも安心して導入できるのです。
【ナレカン】編集ログやダウンロード履歴を確認できるツール
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Stock】最も簡単に情報漏えい対策ができるツール
ログ管理システムを導入することで、セキュリティを強化し、情報漏えいを防止できます。しかし、ログ管理システムでは「書類紛失による情報漏えい」などは防げないため、日頃から情報を電子化し、保管することが重要です。
Stockでは、フォルダごとに閲覧権限を決めて情報を管理できるので、情報漏えいのリスクを減らせます。また、「ノート」に紐づけてメッセージを送れるので、やりとりが入り乱れることなく情報管理したい方は、「Stock」が適しています。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【厳選2選】ログが残る社内情報共有ツールの比較表
以下は、ログが残る社内情報共有ツールの比較表です。自社に必要な機能を見極めて、ツール同士を比較検討しましょう。
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | |
---|---|---|
特徴 | 編集ログやダウンロード履歴を確認できるツール | 最も簡単に情報漏えい対策ができるツール |
シンプルで簡単or多機能 | シンプルで簡単(大手~中堅企業向けor大規模な組織向け) | シンプルで簡単(中小規模の企業向けor数十人の組織向け) |
メッセージ機能 | 【〇】 | 【〇】 |
スマホアプリ対応 | 【〇】 | 【〇】 |
注意点 | 法人利用が前提なので、個人利用は不可 | 5名以上での利用が前提 |
料金 | ・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認
|
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
公式サイト | の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
各ツールの特性を見極めて、自社に合うツールを選定し、社内の情報共有を効率化しましょう。
おすすめのログ管理システム4選まとめ
これまで、おすすめのログ管理システムや、導入のメリットを中心にご紹介しました。
ログ管理システムを導入して機密情報の漏えいを防ぐことは、企業の信頼を守るために重要です。しかし、システムでは書類の紛失などの事故を防げないので、使いやすい「情報共有ツール」を同時に導入して、日頃から適切な情報管理をする必要があります。
しかし、共有された膨大な情報の中から必要な情報を探しだすのには時間と手間がかかります。そこで、「情報へのアクセス性」の良いツールを選ぶと、情報がたくさんあっても欲しい情報を簡単に取り出すことが可能になるのです。
結論、自社の情報管理には、編集ログやダウンロード履歴を確認できるうえ、超高精度の検索機能で欲しい情報に即アクセスできるツール「ナレカン」一択です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ
を使って、ログ管理を効率化しましょう。