【徹底ガイド】ナレッジリングとは?機能や料金・評判まで紹介

社内FAQを作成すれば、メンバーが業務や社内での過ごし方について不明な点があるときに自ら情報を調べられます。総務担当のメンバーなどが何人ものメンバーから質問を受け付ける手間もかからなくなるため、社内FAQは業務効率化にも役立つと言えるのです。
社内FAQを作成するツールには、たとえば「ナレッジリング」などが挙げられます。しかし、自社に合うツールか分からず導入するか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ナレッジリングの機能や料金、評判を網羅的にご紹介します。
- ナレッジリングの機能や料金を知りたい
- ナレッジリングのメリットや口コミを参考にして導入を検討したい
- 社内FAQを簡単に作成・共有できるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、ナレッジリングの概要がわかるほか、社内FAQの作成・管理に最適なツールを見つけられます。
目次
ナレッジリングとは

ナレッジリングは、株式会社CBIT(シービット)が運営するクラウド型のFAQシステムです。マニュアル管理や社内ヘルプデスクのFAQとして活用される事例が多く公開されています。
ナレッジリングの特徴
ナレッジリングは、コミュニティ機能でユーザーが質問できる点が特徴です。
既存のFAQで解消されない不明点があったときに、ユーザーは質問を投稿できます。また、ほかのメンバーから得た質問回答から、質問投稿者が最も良い回答を選んでナレッジとして記録する機能も備わっています。
したがって、ナレッジリングは、社内・社外にかかわらず、「FAQをユーザーの手で充実させられるツール」だと言えます。
ナレッジリングの機能
ナレッジリングのおもな機能は以下の通りです。
- 検索ボックス
- コミュニティ
- お知らせ
- キーワード分析
単語をはじめ情報のカテゴリーや検索対象を細かく指定できます。たとえば、「少なくとも一つを含む」「含めない」単語を設定することができます。
FAQで問題が解決しないとき、ほかのユーザーに向けて質問を投稿できます。質問の投稿者は、集まった回答のなかから「ベストアンサー」を選ぶことで、新たなナレッジとして蓄積できます。
トップページ上でユーザーに対して情報の更新を知らせる機能です。情報を受け取ったメンバーは、既読・未読を識別できるので、読み忘れを防げます。
ユーザーの検索数が多いキーワードを、ジャンル別や時間別に分析が可能です。どのような情報が必要なのか分かるので、効果的なFAQの作成に貢献します。
上記以外にも、必読するように設定する機能や特定の内容が常に検索上位に表示される「ピン止め」といった補助機能が備わっています。
参考:ナレッジリングの機能
ナレッジリングのメリット
ナレッジリングのメリットは検索性に優れている点です。たとえば、WordやExcelなどのファイル内のテキストを検索できるので、欲しい情報を横断的に探せます。
また、「よく検索するキーワード」を分析し、検索が一致しなかった情報を把握できるので、追加すべき情報やキーワードを洗い出せます。そのため、より正確なFAQの作成に役立つのです。
上記の機能の操作方法や初期設定の仕方に不安がある場合は、追加料金なしで導入サポートを受けられるので、電話やオンラインで対応を依頼しましょう。
ナレッジリングの料金プラン一覧
ナレッジリングの料金プランは以下の通りです。
フリープラン | ベーシックプラン | アドバンスプラン | エンタープライズプラン | 公開FAQプラン | |
---|---|---|---|---|---|
料金 |
0円 |
9,800円/月
+120円×ユーザー数 |
20,000円/月
+150円×ユーザー数 |
50,000円/月~ |
50,000円/月~ |
初期費用 |
0円 |
98,000円 |
120,000円 |
150,000円~ |
150,000円~ |
容量 |
0.5GB |
2GB |
100GB~ |
別途見積もり |
別途見積もり |
タイプ |
限定公開型 |
限定公開型 |
限定公開型 |
限定公開型 |
一般公開型 |
カスタマイズ可否 |
✕ |
✕ |
〇 |
〇 |
〇 |
ナレッジリングは、プランによって容量やカスタマイズ可否が異なります。とくに、利用タイプが限定公開型の場合、アカウントを持っているユーザーの利用が前提となるので、外部公開を前提としている方は公開FAQプランを選択しましょう。
また、無料プランの利用期間は30日なので、導入に迷っている場合は使用感を試せます。ただし、AIチャットボットプランの料金は問い合わせが必要なので注意しましょう。
【要確認】ナレッジリングを導入するにあたっての注意点
ナレッジリングは検索性に優れている一方、以下のデメリットもあるので注意が必要です。
- 評判・口コミが少ない
- ブラウザのみの運用
- メッセージ機能がない
実際に利用するユーザーからの評判は、導入可否を判断するうえで重要な要素ですが、現時点(25年1月24日)時点では、ナレッジリングに関する評判・口コミの記載はありません。そのため、無料トライアルを試して、使用感を確認しましょう。
ナレッジリングは、PCやスマートフォン向けの専用アプリがなく、ブラウザのみの運用となります。そのため、各ブラウザによって使用感が異なり、ツールを使い慣れていない場合は操作感に不便さを感じる可能性があるのです。
また、メッセージ機能がないため、特定の社員とのナレッジに関する詳細なやりとりをするには、別の連絡手段を介さなければなりません。そのため、ナレッジ共有に必要な機能に過不足なく、メッセージ機能も兼ね備えた「ナレカン」のようなツールがおすすめです。
導入後に「イメージしたいたことができない」とならないためにも、デメリットを理解したうえで、導入可否を判断しましょう。
ナレッジリングより簡単!社内FAQの運用におすすめのツール
以下では、ナレッジリングよりも簡単に社内情報をナレッジ管理できるツールを紹介します。
社内FAQを作成・共有するには、社内情報や属人化しやすいノウハウをナレッジ化する必要があります。そのため、簡単にナレッジを一元管理できるツールが必須です。
しかし、そもそもナレッジを集約するのに負担が大きかったり、スマホに対応していなかったりすると、迅速な課題解決に役立ちません。そこで、「あらゆる情報を簡単に蓄積でき、どこからでも即アクセスできる検索性に優れたツール」の導入を検討しましょう。
結論、社内のノウハウの属人化を防ぐために自社が導入すべきツールは、社内のナレッジを一元管理し、欲しい情報がすぐに見つかるツール「ナレカン」一択です。
ナレカンでは「記事」に、頭の中のノウハウをそのまま書き込んだり、PC内の画像やあらゆる形式のファイルを添付したりして”社内ナレッジ”をすべて共有できます。また、「質問機能」によって、新たな疑問に対して適切な回答を残せるので、効果的な社内FAQをつくれます。
あらゆる社内情報をナレッジ管理できるツール「ナレカン」

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
ナレッジリングの機能や口コミ・評判まとめ
これまで、ナレッジリングの機能や口コミ・評判まとめを網羅的にご紹介しました。
ナレッジリングは、コミュニティ機能が備わったクラウド型のFAQシステムです。サービス品質保証制度が備わっていたり、検索機能が充実している点がメリットです。
ただし、そもそも”社内FAQを作成する段階”で負担の大きいツールでは、導入しても上手く運用できず、一部のメンバーにしか使われなくなってしまいます。そのため、「検索性に優れていること」を前提に、簡単に情報を蓄積できるツールを選びましょう。
したがって、社内に散らばっているノウハウをまとめるには、誰もが簡単に社内ナレッジを作成・共有可能なうえ、欲しい情報を即確認できる「ナレカン」が最適です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を使って、社内ノウハウの属人化を防いで業務効率化を目指しましょう。