【無料あり】社内FAQ作成ツール・システム8選!作り方も解説
社内FAQは、Excelを使って管理する方法もありますが、該当のファイルを開いて必要な情報を探す一連の流れに時間がかかります。そのため、ITツールで社内FAQを管理する企業も多いです。
しかし、「社内FAQツールを活用したいが、どのツールが最適なのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの社内FAQツールや社内FAQの作り方を中心にご紹介します。
- 社員が疑問をスムーズに自己解決できる仕組みを作りたい
- 社内FAQを自社のナレッジとして活用したい
- 誰でも簡単に社内FAQを作成・蓄積できるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な社内FAQツールが見つかり、問い合わせ業務の負担を減らすことができます。
目次
社内FAQとは何か
以下では、そもそも社内FAQとは何かを解説します。社内FAQを活用すれば、社員の疑問解決に役立つだけでなく、社内の「ナレッジ」として管理することも可能です。
社内FAQとQ&Aの違いとは?
FAQとは「Frequently Asked Questions」の略で、高頻度で寄せられる質問をまとめたものを指します。一方、Q&Aは「Question & Answer」の略で、一問一答形式で質問に回答したものになります。
FAQとQ&Aの主な違いは、質問の頻度にあり、FAQには質問される頻度が高いものが掲載されるのに対し、Q&Aは質問の頻度に関する制限はとくにありません。
しかし最近では、FAQとQ&Aを区別することなく同じ意味と捉え、どちらも「よくある質問」という意味で使用されることが多くなっています。
FAQシステムの3つの種類とは?
ここでは、FAQの3つの種類について解説します。それぞれ記載内容や対象者が異なるため、FAQの設置をする場合は確認が必要です。
- 社内向けFAQ
- 社外向けFAQ
- コールセンター向けFAQ
社内向けFAQには、業務に関する疑問点やトラブルへの対処法が記載されています。記載内容は企業によって、トラブルごとのアプローチ、顧客対応・案内など多岐にわたります。
社外向けFAQとは、主に一般ユーザーに向けたFAQを指します。自社展開している商品やサービスに関して、顧客が抱える疑問をあらかじめまとめて自己解決するものです。
コールセンター向けFAQは、主に顧客対応についてまとめられたFAQです。顧客管理システム(CRM)による体系的な顧客情報と統合させることで、顧客の行動パターンやニーズをより正確に把握できるようになります。
以上のように、各システムで機能に差異があるため、自社の業務スタイルに合わせたFAQを設置しましょう。
<無料あり>社内FAQを作成できるおすすめツール・システム8選!
以下では、社内FAQとして使えるツール・システム8選をご紹介します。
企業がFAQツールを導入する背景には「同じような質問が何度も繰り返される」「ノウハウが属人化している」などの課題が挙げられます。そこで、FAQを「ナレッジ」として蓄積していけば、課題を一気に解消できるのです。
そこで、ナレッジの管理にはツールの利用が望ましいですが、操作が複雑では目的の情報をすぐに見つけられないため、そのうち放置されてしまいます。したがって、社内FAQの蓄積には「アクセス性」と「シンプルさ」を兼ね備えていることが前提です。
結論、自社の社内FAQの作成に必要なのは、社内のあらゆる情報に即アクセスでき、ナレッジを一元管理できるツール「ナレカン」一択です。
ナレカンでは、過去の質問やよくある質問を蓄積して一元化できるので、複数のツールを探し回る時間がかかりません。また、検索性が優れているので、保管している情報から必要なものを確実に見つけられるのです。
【ナレカン】自作の社内FAQにより社員の自己解決を促せるツール

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.narekan.info/document-request
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
<社内FAQ運用に便利なAI検索機能>
ここでは、社内FAQ運用に便利なナレカンの検索機能をご紹介します。
ナレカンには、“上司に質問するように探せる”生成AIを活用した「自然言語検索」が備わっています。たとえば、「顧客からの問い合わせ対応」について質問すると、ナレカンに残っている情報をもとに、最も適切な回答を返してくれます。

このように、ナレカンでは、検索スキルに依存せず誰でも必要な情報に迅速にアクセスできます。その結果、社内FAQの運用が円滑に進むようになり、社員が業務上の疑問点をすぐに解決できる環境が整うのです。
【Stock】メールからの問い合わせの管理に適した情報管理ツール
「Stock」は、非IT企業の65歳の方でも簡単に使える情報管理ツールです。
Stockでは、メールで届いた問い合わせ内容を「ノート」に転送できるほか、ノートごとに「タスク」や「メッセージ」を紐づけられるのが特徴です。そのため、問い合わせへの回答漏れを防げるほか、ほかのメンバーと問い合わせに関するやりとりも可能です。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Tayori】社内FAQ作成に特化しているツール

<Tayoriの特徴>
- 生成AIにアシストを受けられる
- 簡単に導入できる
「カスタマーサポートAIアシスト機能」を活用することで、作成したい内容をもとに自動でFAQを作成できます。(参考:Tayori|カスタマーサポートAIアシスト機能)
初期費用不要で、導入できる点が特徴です。
<Tayoriの機能・使用感>
- FAQ作成機能
- アナリティクスの設置機能
ドラッグ&ドロップの操作でFAQを作成できるので、非エンジニアメンバーがFAQページを作りたい場合に役立ちます。
分析ツールである「Googleアナリティクス」を設置して、FAQごとの「アクセス数」などを確認できます。FAQの活用状況の把握に役立ちますが、分析自体が業務負荷にならないように注意しましょう。
<Tayoriの注意点>
- 顧客対応向け機能がメイン
- 検索機能の精度に不安がある
「FAQ機能」や「アンケート機能」は社内業務に活用できますが、メインの「問い合わせフォーム作成機能」は顧客対応への使用が想定されています。そのため、顧客接点をもたない部署では、使わない機能を持て余す可能性があるのです。
利用しているユーザーからは「あまり検索に引っかからないかもしれない。弊社では、対策として#のキーワードをとにかくたくさん設定することで対応をしている」という声が挙がっています。(参考:ITreview)
<Tayoriの料金体系>
31名以上の利用を希望する場合は、問い合わせが必要です。
- フリープラン:0円
- スタータープラン:3,800円/月
- プロフェッショナルプラン:9,400円/月
- エンタープライズプラン:25,400円/月+初期費用50,000円
【Zendesk】CSの解決策をデータベース化するシステム

<Zendeskの特徴>
- セルフサービス型のサポート
- FAQ作成
セルフサービス型サポート機能によって、顧客が自己解決しやすい環境を提供できます。また、管理者は最新情報に更新できるので、企業側も使いやすいです。
社内FAQだけでなく、「顧客向け」「取引先向け」のFAQも作れるので、幅広い用途に役立ちます。
<Zendeskの機能・使用感>
- フィルター機能
- AIによる提案機能
記録を整理できるビューページにて、フィルター機能を使うと「タグ」「優先度」「解決日」などで絞り込めるため、必要な記録をすぐに見つけられます。
ZendeskではAI機能が「社員や顧客の役に立っているFAQ」や「削除すべきFAQ」を提案してくれます。ほかにもユーザーの検索コンテンツに「関連する記事」を提示したり、古いコンテンツの更新を推奨したり、さまざまなサポートを受けられます。
<Zendeskの注意点>
- 機能が複雑
- 画像やファイルを添付しづらい
Zendeskは社内FAQ作成のほかに「分析機能」「自動化機能」なども備える多機能なツールなので、ITツールに慣れていないと使いこなせない可能性があります。
ユーザーからは「記事を作成する際に任意の位置に画像が貼りにくかったり、ファイルを表示しにくい部分があります。」といった声があります。(参考:ITreview)
<Zendeskの料金体系>
ZendeskのFAQ機能は、以下の「Zendesk for service」の料金プランで利用できます。
- Support Team:$25/ユーザー/月
- Suite Team:$69/ユーザー/月
- Suite Professional:$149/ユーザー/月
- Suite Enterprise:要問い合せ
【ナレッジリング】コールセンター向けFAQ管理ツール

<ナレッジリングの特徴>
- キーワード分析
- ナレッジ評価ビュー
よく検索されているキーワードを集計・分析することが可能です。分析結果は「社員の役に立つ記事」を増やす際の参考にできます。
ベーシックプランでは、ナレッジ評価ビューにて、記事の閲覧数・評価数などをランキング形式で確認できます。
<ナレッジリングの機能・使用感>
- 検索ボックス機能
- お知らせ機能
カテゴリーなど「こだわり条件」を設定してキーワード検索が可能です。「ファイル名」だけでなく、「ファイル内の文章」も検索対象に入っているので、必要な情報を素早く見つけられます。
社員に周知したい内容を投稿できる機能です。お知らせはトップページに表示され、管理者は未読/既読の状況も確認できます。
<ナレッジリングの注意点>
- 初期費用がかかる
- 保存できる容量が少ない
有料プランは10万円前後の初期費用がかかるので、導入のハードルが高く、予算に合わない可能性があります。
ベーシックプランは、使用できる容量は2GBと少なく、1GB超過ごとに3,000円/月の支払いが発生します。そのため、管理したいFAQが多い場合、料金プランの変更もしくはほかのツールへの乗り換えが必要になります。
<ナレッジリングの料金体系>
ナレッジリングの料金体系は、プランによって異なるため導入前に確認しましょう。

【SlimFAQ】ブログ感覚でFAQサイトを自作できるシステム

<SlimFAQの特徴>
- カテゴリごとに質問をまとめられる
- お問い合わせフォームがある
あらかじめカテゴリを作成して、その中に質問と回答をまとめられます。
顧客がFAQで質問の回答を見つけられない場合は、問い合わせフォームから連絡することが可能です。メッセージは直接メールに送信されます。
<SlimFAQの機能・使用感>

- 日本語でもFAQは作成できる
- 直感的に操作ができない
ツール内の説明が英語表記である一方、日本語でもFAQは作成可能なので、グローバルな企業には合っているツールだと言えます。
FAQを作る前の「カテゴリーの作り方」が分かりにくいなど、画面上に説明が少ないため直感的に操作できない可能性があります。
<SlimFAQの注意点>
- 「よくある質問」の設定は10個まで
- 社内FAQの用途にはミスマッチの可能性がある
「よくある質問」の設定は、無料版では1個のみ、最上位プランでも最大10個までなので、多くのFAQは掲載できない点に注意しましょう。
SlimFAQは、Webサイトやアプリ上でのFAQ作成を前提に設計されているため、社内FAQの作成を主な目的とする場合には、合わない可能性があります。
<SlimFAQの料金体系>
- FREE:$0
- STANDARD:$9/月(月払い)
- PRO:$25/月(月払い)
【Docbase】システムに関するFAQが多い企業向けツール

<Docbaseの特徴>
- きれいなドキュメントを誰でも作成できる
- 双方向エディターが可能
Markdown(マークダウン)に対応しているため、整理されたドキュメントを作成できます。Markdown記法には慣れが必要ですが、入力サポート機能があるため、比較的操作しやすいです。
「マークダウン」と「リッチテキスト」を同時に使えるので、切り替える手間がかかることなく、スムーズにテキストを編集できます。
<Docbaseの機能・使用感>

- 画像ペイントモードがある
- ダッシュボードの情報量が多い
画像に矢印やテキスト、モザイクなどを配置できます。画像編集ソフトを立ち上げなくても、画像編集と文書作成が可能です。
更新したメモの情報はダッシュボードにまとまっていますが、多くの情報が表示されるため、人によっては見づらい可能性があります。
<Docbaseの注意点>
- 共同作業に不向きな場合がある
- 検索機能の精度が低い
ユーザーからは「共同作業していると、画面が入力している方に飛んだり、勝手にスクロールするためそこはとても難儀している」という声もあります。(引用:ITreview)
ユーザーからは「ほしい記事が見つからないことが多いため検索性を高くしてほしい」という声もあります。(引用:ITreview)
<Docbaseの料金体系>
- スタータープラン:990円/月
- ベーシックプラン:4,950円/月
- レギュラープラン:9,900円/月
- ビジネス100〜プラン:21,450円/月〜
【Qiita:Team】Q&AチャットボットをTeams内に作成するシステム

<Qiita:Teamの特徴>
- Teamsで使えるQ&Aチャットボットを作成できる
- 小規模企業に費用対効果が高い
Teamsと連携すれば、AI搭載のQ&Aチャットボットを設置して「質問に適合する回答を自動返信する仕組み」を整えられます。
全てのプランで「投稿数無制限」「容量30GB」「メールサポート」を利用できます。そのため、少数規模の企業にとって、とくに、費用対効果が高い傾向にあります。
<Qiita:Teamの機能・使用感>
- テンプレートが利用できる
- 共有リンクを発行できる
公式サイトで公開しているテンプレートを使えるので、「日報」や「議事録」など社内FAQ以外での活用もスムーズに始められます。
記事の共有リンクを発行することで、社外のメンバーにも任意の情報を共有できます。ただし、URLを知っている人は誰でも情報を見られるようになるので、URLの管理には注意が必要です。
<Qiita:Teamの注意点>
- エンジニア向けのツール
- 情報が入り乱れやすい
エンジニア向けツールなので、記事の作成はMarkdown記法の使用が基本です。入力補助機能もありますが、記載ルールを統一するのに苦労する場合もあります。
無制限で記事を投稿できるものの、テーマごとにフォルダを整理できないので、情報が入り乱れる恐れがあります。
<Qiita:Teamの料金体系>
- Personal:500円/月(1人まで)
- Micro:1,520円/月(3人まで)
- Small:4,900円/月(7人まで)
- Medium:7,050円/月(10人まで)
- Large:15,300円/月(17人まで)
- Extra:15,300円/月~(18人目以降 +720円/ユーザー)
<比較表>社内FAQを作成できるおすすめツール・システム8選
以下は、社内FAQを作成できるおすすめツール・システムの比較表です。料金や注意点を比較して、自社に合うツールを見つけましょう。(左右にスクロールできます)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | Tayori | Zendesk | ナレッジリング | SlimFAQ | Docbase | Qiita:Team | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
自作の社内FAQにより社員の自己解決を促せるツール |
メールからの問い合わせの管理に適した情報管理ツール |
社内FAQ作成に特化しているツール |
CSの解決策をデータベース化するシステム |
コールセンター向けFAQ管理ツール |
ブログ感覚でFAQサイトを自作できるシステム |
システムに関するFAQが多い企業向けツール |
Q&AチャットボットをTeams内に作成するシステム |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【×】※ただし、外部ツールと連携すると可 |
テンプレート機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
5名以上での利用が前提 |
顧客対応向け機能がメイン |
機能が複雑で使いにくい |
初期費用がかかる |
「よくある質問」は10個までしか設定できない |
検索精度が低い |
Markdown記法を使えるエンジニア向け |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プラン:3,800円/月~ |
・無料プランなし
・有料プラン:$25/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プラン:初期費用98,000円+9,800円/月+120円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プラン:$9/月~ |
・無料プランなし
・有料プラン:990円/月~ |
・無料プランなし
・有料プラン:500円/月~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「Tayori」の詳細はこちら |
「Zendesk」の詳細はこちら |
「ナレッジリング」の詳細はこちら |
「SlimFAQ」の詳細はこちら |
「Docbase」の詳細はこちら |
「Qiita:Team」の詳細はこちら |
外部ツールでやりとりすると、ツールを行き来する手間がかかってしまいます。また、大量のFAQを管理するには、テンプレート機能が欠かせません。そのため、「テンプレートで簡単にFAQを作成できるうえ、ほかの社員と共有できるツール」を導入しましょう。
社内FAQシステムを使った社内FAQの作り方
使うシステムによってフォーマットは異なりますが、ITツールを使って社内FAQを作成するためには、共通して以下のステップが必要です。
- 情報・質問を収集する
- 回答を用意する
- 情報を分類する
まずは、「FAQとして掲載したい社内情報」や、「社員が知りたいこと(質問)」を収集します。収集の方法には、「問い合わせの履歴を確認する」「部署ごとにヒアリングする」などが挙げられます。
次に、質問を収集した場合は、それに対する回答を用意します。複数部署の担当者に回答を依頼するケースもあるため、メッセージ機能を使ってスピーディーに連絡を取りましょう。
最後に、情報や回答が出揃ったら、FAQを分類して掲示します。分類の方法としては、たとえば、「”人事関連”などの部署ごと」「”交通費申請について”などの業務ごと」にまとめられます。
以上のようなステップを踏めば、ITツールを使って社内FAQを作成できます。しかし、実際には「社員一人ひとりのITリテラシーの高さ」や「管理すべきFAQの量」が異なるため、いずれも考慮して作成しなければなりません。
たとえば、圧倒的クオリティのサポート体制が整った「ナレカン」であれば、専属担当者が最適のツール設計・運用ルールの提案をしていくので、社内に最適の「社内FAQ」を構築できるのです。
<必見>社内FAQツール・システムの選び方
ここでは、社内FAQツール・システムの選び方を2つ解説します。
- 検索性に優れているか
- 機能に過不足ないか
検索スキルに依存せず、簡単に目的のFAQにアクセス可能なツールを導入すれば、社員がスムーズに疑問を解消できるため、業務効率化につながります。
多機能なツールは便利な一方、ITに慣れていない社員は使いづらさを感じる一方、機能が乏しいとかえって業務効率が悪くなります。そのため、自社の目的に合った機能に過不足のないツールを選びましょう。
上記の2つは確実に押さえたうえで、社内FAQツールを運用しましょう。
社内FAQツールを導入する3つのメリット
以下では、社内FAQツールを導入する3つのメリットについて解説します。全社に社内FAQの効果を浸透させ、利用を促進しましょう。
(1)知りたい情報がすぐに見つかる
業務で困ったときや知りたい情報があるとき、社内FAQを見れば迅速に解決できます。
多くの社内FAQツールには「検索機能」が備えられているので、疑問点に関連するキーワードを入力するだけで簡単に回答へたどり着けます。そのため、担当者に頼らず問題への自己解決が可能です。
また、FAQを顧客からの問い合わせに活用すると、回答の標準化が可能になり、返答時間も短縮されます。結果、顧客満足度の向上が見込めるため、社内・社外双方にメリットがあるのです。
(2)ノウハウとして蓄積できる
社内FAQを設置すると「業務に精通した社員のノウハウ蓄積」が可能です。
たとえば、「属人化してしまっていた業務のノウハウ」を社内FAQをツール上に書き出すことで、他の社員の学びにつながります。また、業務マニュアルを社内FAQ形式で蓄積しておくと、新入社員や中途社員の研修やOJTにかける時間を減らせるのです。
ただし、検索機能の不十分なツールでは、蓄積されたノウハウをうまく業務に活用できません。そのため、「ナレカン」のように高性能の検索機能を備えたツールを使って、必要な情報に即アクセスできる環境で社内FAQを作成・管理するべきです。
(3)ヘルプデスクの業務軽減になる
社内FAQの設置により問題の自己解決が促されるため、担当者の負担も軽減されます。
社内FAQがない場合、業務に対する疑問が生まれるたびに各部門の担当者が回答しなければならず非効率です。とくに、質問への回答は経験豊富な社員が担当する場合が多く、「本来の業務に充てる時間が削られてしまう」という問題が起こります。
そこで、ツールを使って社内FAQを掲載しておけば、回答者の業務負荷が減り、本来業務に集中して取り組めるのです。
社内FAQ作成ツール・システム8選と作り方まとめ
ここまで、社内FAQのおすすめツールや導入で得られるメリットをご紹介してきました。
社内FAQツールがあれば蓄積された「ナレッジ」を見て自己解決できるようになるので、担当者・質問者いずれの負担の軽減につながります。また、問い合わせ数も減少するので、担当者が本来の業務に多くの時間を充てられるようになるのです。
ただし、蓄積したFAQには誰もが簡単にアクセスできるようにしておかなくてはなりません。そのため、検索スキルに依存せずに欲しい情報にストレスなくたどり着けるツールを選ぶ必要があるのです。
したがって、社内FAQを活用するには、高精度の検索機能で目的の情報に即アクセスできる『ナレカン』が最適です。また、ナレカンのAIを活用した超高精度の「自然言語検索」は、表記揺れにも対応しているので、誰でも簡単に情報を見つけられるのです。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を導入して、効果的な社内FAQを開設・運用しましょう。