Textaとは?ほかのツールとの違いや機能、料金を紹介

議事録作成は、会議内容・決定事項を社内に共有するうえで必須の作業です。そこで昨今では、議事録の作成に役立つツールを利用し、時間短縮をする企業が増えているのです。
たとえば、「Texta(テキスタ)」を使えば、音声から文字起こしをすることが可能です。しかし「Textaが自社の議事録作成に合っているか分からない」と導入を悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Textaの概要や料金プラン・注意点を網羅的にご紹介します。
- Textaの特徴や機能を把握して、導入を検討したい
- Textaとほかの議事録作成ツールとの違いを知りたい
- 作成した議事録を効果的に管理したい
という方はこの記事を参考にすると、Textaの概要が分かるうえ、議事録の作成・管理がスムーズに進む方法が分かります。
目次
Texta(テキスタ)とは
以下では、Textaの概要を紹介します。ほかの議事録作成ツールとの違いや基本機能を知りたい方は必見です。
Textaの特徴

引用: Textaのトップページ
Textaとは、株式会社テクノデジタルが提供する「Web会議の音声を自動で文字起こしできる議事録作成支援ツール」です。
Textaは、音声を文字起こしできるツールで、データをテキストや音声で保存します。また、Textaは日本初のWeb会議向け議事録作成支援ツールであり、イヤホンを使用しながらの会議であっても文字起こしができる点がほかの議事録作成ツールと異なります。
したがって、TextaはWeb会議を頻繁に実施する方の議事録を作りやすくするツールだと言えるのです。
Textaとほかの議事録作成ツールとの比較
以下では、Textaとほかの議事録作成ツールを比較します。
Notta(ノッタ)
- ツールの特徴
- Textaとの違い
高精度なAI音声認識による文字起こしに加え、AI要約機能や58言語にまで幅広く対応しています。また、官公庁でも導入可能なほど、セキュリティ性が高いです。
Chromeブラウザ中心の利用形態であるTextaに対して、NottaはPC・スマホ・タブレット用アプリやChrome拡張機能など、より多くのデバイスや環境に対応しています。豊富な機能で便利な反面、シンプルさを求める場合には、Textaがおすすめです。
・ Nottaの詳細はこちら
Rimo voice(リモボイス)
- ツールの特徴
- Textaとの違い
ChatGPTを活用したAI要約機能、シンプルな操作性が特徴です。また、多くのオンライン会議アプリと連携でき、スムーズに議事録を作成できます。
Rimo voiceは、各業界・組織の専門用語を登録できるので、より自然な表現での議事録作成が可能です。ただし、プランによってデータの保管期間が制限されている点に注意しましょう。
・ Rimo voiceの詳細はこちら
ログミーツ
- ツールの特徴
- Textaとの違い
オンライン会議や対面での商談のほか、採用面接などにも幅広く対応できます。また、独自のモバイル端末で音声収録するので、専用ネットワーク回線以外使えないという環境でも使えます。
ログミーツでは、文字起こしをするのに独自に開発された「ログミーツレコーダー」が必須となります。そのため、同時に複数人のメンバーが文字起こしするケースが頻発する企業の場合は、Textaが適しています。
・ ログミーツの詳細はこちら
Textaの機能
Textaの基本機能は以下の通りです。
機能 | 特徴 |
---|---|
既存のデータの文字起こし |
リアルタイムだけでなく既に持っている音声データの文字起こしも可能です。 |
多言語対応 |
日本語だけでなく、英語・中国語・スペイン語など10ヶ国語以上に対応しています。 |
情報の抽出 |
文字起こししたテキストについて「誰の何の発言か」「日付」といった質問に対する情報の抽出が可能です。 |
ファイル管理機能 |
文字起こししたファイルをTextaサービス内で管理できる機能です。 |
データ編集 |
認識しづらい人の名前や専門用語など、誤って文字起こしされた内容を編集できる機能です。 |
AI議事録作成機能 |
リアルタイム文字起こしや、音声ファイルから作成したデータから、AIが議事録を作成します。 |
上記のように、Textaは議事録の作成・管理に役立つ機能を複数備えています。
参考: textaサイトページ>機能紹介
Texta(テキスタ)の料金
Textaの料金は以下の通りです。
- ライト:20,000円/月
- スタンダード:35,000円/月
- プロ:50,000円/月
- エンタープライズ:要お見積もり
通常文字起こし:無制限
音声ファイル・補正文字起こし:30h
最大ユーザー人数:5人
通常文字起こし:無制限
音声ファイル・補正文字起こし:100h
最大ユーザー人数:15人
通常文字起こし:無制限
音声ファイル・補正文字起こし:300h
最大ユーザー人数:35人
通常文字起こし:無制限
音声ファイル・補正文字起こし:無制限
最大ユーザー人数:無制限
改行や句読点等を追加する補正文字起こしと、音声ファイルからの文字起こしの利用可能時間が各プランで異なるので注意しましょう。
Texta(テキスタ)の評判
ここでは、Textaの口コミ・評判を紹介します。なお、2023年以降口コミ等の更新がないため、2023年時点での情報を引用しています。
textaの議事録サービスも良き。議事録に特化してるから音声入力ボタンを押すのは1回だけ。止めるボタンあり。時間の記録は非表示可。テキストにて保存も出来る。オンライン上で他の人による手入力の訂正がない場合は、textaの方がストレスフリーかも。※textaではリアルタイムでの訂正入力はできない。 pic.twitter.com/Qr6FXrYQNg
— himarock09 (@himarock09) March 6, 2023
Textaっていうweb会議用の文字起こしツールが便利。1対1の会議だと話しながら議事録残すの大変だったけど、これ使えばあとで聞き直せるしドキュメント化しやすくなる。音声認識の精度はそこまで高くないけど、議事録補助としては充分使える!https://t.co/rbessWZP9f
— 島村洋和|ECマーケティング&ライター (@hirok_shimam) September 29, 2022
このように、議事録が作成しやすくなる機能性を評価する声が挙がっています。
Texta(テキスタ)の注意点
Textaを利用するときには、以下の点に注意が必要です。
- セキュリティ面
- 検索機能が備わっていない
- ファイルが煩雑化する恐れがある
音声データの取り扱いについて、通常文字起こしと補正文字起こしでセキュリティレベルが異なります。会議の内容には、機密情報も含まれるので、安全性が確保されたものを使いましょう。
作成した議事録をクラウド上で管理可能ですが、検索機能が備わっていないため、多数の議事録の中から必要なものを探すのに手間がかかる可能性があります。
Textaでは25年6月のアップデートより会議ファイルの参照、編集が可能になります。
ただし、クラウド上でファイルを格納できたとしても、管理機能が乏しければ情報は煩雑化してしまいます。したがって、「タグを付与できるか」「カテゴリごとにフォルダを分けられるか」など、適切に情報を管理できるか確認しましょう。
上記のようにさまざまな注意点があげられるため、担当者の方はこれらを考慮したうえで導入可否を判断しましょう。
Textaで作成した議事録の共有・管理に役立つITツール
以下では、Textaで作成した議事録の共有・管理に役立つITツールを紹介します。
議事録の管理において「作成した議事録が必要な時にすぐに参照できる」かが重要です。ツールを使用して、効率的に議事録を作成してもバラバラに保存していては、必要なものを探すのに時間がかかり、結局は議事録が読み返されない状況になりかねません。
さらに、会議の議事録だけでなく、会議の発言をまとめたホワイトボード上の情報も合わせて管理できれば、会議に参加しないメンバーも概要を理解しやすくなります。そこで、会議にけるあらゆる情報を一元管理して必要な情報をすぐに探せる体制を整えましょう。
結論、自社が導入すべきは、あらゆる議事録を一元管理して超高精度検索が可能なツール
一択です。ナレカンの「記事」にはテキストだけでなく、画像やファイルも集約できるため、会議中のホワイトボード上の情報も含めて、会議の記録を漏れなく保管できます。さらにAIを使用した「自然言語検索機能」で、必要な情報をすぐに参照できるので、作成した議事録を効果的に活用できるのです。
あらゆる議事録を一元管理できるツール「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
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各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
Texta(テキスタ)の概要や料金・注意点まとめ
ここまで、Textaの概要や料金・注意点を紹介しました。
Textaはリアルタイムでの音声の文字起こしができる、Web会議向け議事録作成支援ツールです。一方で、クラウド上に保存した議事録のファイルの中から必要なものを探す時に欠かせない、検索機能の精度がわからない点に注意が必要です。
議事録は会議後にやるべき対応を記載しているため、整理されていなければ必要な情報が見つからず、振り返りにくくなってしまいます。そこで、情報の共有・管理に役立つITツールを導入して、議事録をすぐに探せる体制を整えましょう。
結論、Textaで作成した議事録は、AIを用いた超高精度な検索機能で簡単に探せるツール
で管理しましょう。ナレカンにはあらゆる情報を蓄積・整理できるので、議事録だけでなく社内情報を一元管理するのにも役立ちます。無料の導入支援も受けられるので、ぜひ
を導入し、議事録の共有・管理を円滑に行いましょう。