法人向けオンラインストレージ6選!比較ポイントも解説

社内情報を一元管理できるオンラインストレージを用いれば、書類を手作業でファイリングしたり印刷したりする手間を省けます。そのため、近年では多くの企業で導入されており、業務効率化に貢献しています。
とはいえ、オンラインストレージの種類は多岐に渡ることから「自社に最適なものを見つけるのが難しい」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの法人向けオンラインストレージ6選や比較ポイントを中心にご紹介します。
- 社内情報をオンラインストレージで管理し、業務の手間を省きたい
- オンラインストレージの選定ポイントを知りたい
- オンラインストレージを比較し、自社に適したツールを探したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社にマッチしたオンラインストレージが分かり、効率的な情報管理ができるようになります。
目次
法人向けオンラインストレージとは
以下では法人向けオンラインストレージの概要をご紹介します。個人向けとの違いや具体的な導入メリットを知りたい方は必見です。
個人向けオンラインストレージとの違い
法人向けと個人向けの違いは、保存容量の大きさとセキュリティの高さです。
法人向けは個人向けより費用がかかるものの、より多くのストレージ容量と機能が備わっています。そのため、顧客情報や社外秘のデータなどを管理する場合は、法人向けのサービスが適しているのです。
また、ストレージ容量が大きいことから端末の動作も重くなりづらいため、より円滑に業務ができるのも法人向けオンラインストレージの強みです。
法人向けオンラインストレージのメリット
法人向けオンラインストレージのメリットは以下の3つです。
- ファイルを一元管理できる
- 低コストでセキュリティを強化できる
- 災害時のリスクヘッジになる
あらゆる社内情報が一か所に集約されるので、部署をまたいだデータ共有も円滑になります。
社内にサーバーを設置するオンプレミスに比べてシステムの運用・保守にコストがかかりません。また、強固なセキュリティを備えています。
国際水準のセキュリティを持つデータセンターで管理されているため、万が一災害が起きた際にもデータを紛失するリスクが抑えられます。
上記のように、法人向けオンラインストレージは多くの情報を安全・適切に管理できるツールと言えます。
おすすめの法人向けオンラインストレージ6選
ここでは、法人向けのオンラインストレージを5つご紹介します。
オンラインストレージはあらゆる社内情報を一元管理できますが、大量に情報があると目的の情報を探し出すのに時間がかかってしまい不便です。
そこで、「ファイルを見やすく管理でき、検索機能が充実したITツール」を導入しましょう。そうすると、保管するデータファイルが膨大になっても、欲しい情報が確実に見つかります。
結論、法人の情報管理には様々な社内情報を蓄積・管理、抽出できるツール「ナレカン」一択です。
ナレカンは画像やファイルを格納したり、テキストで簡単にデータに関する補足を記録できるうえ、ピンポイントで求めている情報を検索できます。そのため、大量のデータの保管先に最適なのです。
【ナレカン】社内の情報を一元管理、高精度で情報を検索できるツール

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Stock】チームの情報を最も簡単に管理できるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に管理できるツールです。
「Stock」の「ノート」にはあらゆる拡張子のファイルが残せるうえ、テキストで情報を補足することが可能です。また、ノートには「メッセージ」が紐づけられるので、ファイルに関するやりとりも一か所で完結します。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Dropbox Business】細かな管理者設定ができるツール

Dropbox Businessの特徴
- 高いカスタマイズ性を持つ
- 適切なセキュリティ環境でファイルを共有できる
管理者が各ユーザーの動きをすべて監視でき、閲覧権限も細かくできます。
ファイルを共有する際は閲覧時のパスワードと有効期限を設定できるほか、ファイルの受信も通知によってすぐに分かります。
Dropbox Businessの機能・使用感
- フォルダ共有に便利
リンクを発行するだけで、アカウントを持っていない相手にもフォルダを共有できるので、特定の情報を共有する場合に便利です。
Dropbox Businessの注意点
- デフォルトの設定が複雑
- 多機能すぎて使いにくいケースもある
一人の社員がファイルを削除・移動すると、共有しているほかの社員がアクセスできません。そのため、デフォルトの設定は用途に応じて変更が必要です。
ITに慣れていないと使いにくい可能性があるため注意が必要です。
Dropbox Businessの料金体系
- Standard:¥1,800/ユーザー/月(小規模チーム向け/3ユーザー以上)
- Advanced:¥2,880/ユーザー/月(大規模チーム向け/3ユーザー以上)
- Professional:¥2,400/ユーザー/月(個人向け/1ユーザー)
- Enterprise:セールス担当と相談/ユーザー/月(すべてのチーム向け/ユーザー数をカスタマイズ)
【セキュアSAMBA】高いセキュリティ機能を持つツール

セキュアSAMBAの特徴
- 自動ログアウト機能がある
- サポートが充実している
webブラウザからログインして作業したあと、一定時間操作がないと自動的にログアウトされます。
申し込みから運用までのサポートがあるため、不明点はすぐに解決できます。
セキュアSAMBAの機能・使用感
- トラブル原因が明確
フォルダやファイルに対する操作ログを記録できるため、トラブルが発生した場合に、素早く原因を突き止められます。
セキュアSAMBAの注意点
- 最低利用期間がある
- スマホ用アプリがない
セキュアSAMBAの最低利用期間は12ヶ月~となっているため、数ヶ月だけの契約などはできません。
スマホ用のアプリは2024年8月末に終了しており、スマホで使うにはWebブラウザからのアクセスが必要になります。(参考:セキュアSAMBAヘルプページ)
セキュアSAMBAの料金体系(月間払い)
- フリー:無料(2ユーザーまで/1GB)
- スタンダード:¥25,000/月(ユーザー無制限/300GB)
- ビジネス:¥35,000/月(ユーザー無制限/500GB)
- エンタープライズ:¥48,000~/月(ユーザー無制限/1TB~)
【OneDrive for Business】Microsoft製品と連携できるツール

OneDrive for Businessの特徴
- Microsoft365と連携できる
- マルチデバイスに対応している
Microsoft365に入っている各種ツールと簡単に連携できます。また、ExcelやWordもストレージ内で編集できるため保存の手間も省けます。
スマートフォンの専用アプリもあるため、PC以外からでもデータを閲覧できます。
OneDrive for Businessの機能・使用感
- 情報漏洩の防止になる
無料版のOneDriveにはないファイル共有機能が備わっていて、アクセス権やダウンロードの可不可を細かく設定できるため、情報保護に役立ちます。
OneDrive for Businessの注意点
- 同期エラーが発生するケースがある
- ファイル形式以外は保存できない
ファイル名が長すぎたりファイル名に使用できない文字があったりすると、同期エラーが発生するケースがあります。
メモなどのテキスト情報を管理したい場合でも、すべてファイル形式で作成する必要があります。
OneDrive for Businessの料金体系(月間契約)
- OneDrive for Business (Plan 1):¥749/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Basic:¥899/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Standard:¥1,874/ユーザー/月
【Google Drive】Google製品と連携できるツール

Google Driveの特徴
- 必要に応じてセキュリティを強化できる
- Google製品と連携できる
2段階認証やセキュリティキーでの保護など、必要に応じてセキュリティ機能を追加できます。
GmailやGoogleカレンダーなど、Googleが提供している各ツールと連携できます。
Google Driveの機能・使用感
- ワークスペースを作成できる
ワークスペースを作成すると、Googleドライブ内のファイルを一か所にまとめることができます。フォルダをまたいでファイルを選べる一方、上限は25異なっているので注意が必要です。
Google Driveの注意点
- 情報漏えいのリスクがある
ファイルごとの共有設定が手軽できる反面、比較的簡単に組織外のアカウントまでデータが共有されるので、情報漏えいのリスクがあります。
Google Driveの料金体系
- Business Starter:¥950/ユーザー/月(1ユーザーあたり30GB)
- Business Standard:¥1,900/ユーザー/月(1ユーザーあたり2TB)
- Business Plus:¥3,000/ユーザー/月(1ユーザーあたり5TB)
- Enterprise:問い合わせ(1ユーザーあたり5TB)
法人向けオンラインストレージの比較表
おすすめのオンラインストレージ6選の比較表は以下の通りです。(左右にスクロール可能)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | Dropbox Business | セキュアSAMBA | OneDrive for Business | Google Drive | |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
社内の情報を一元管理、高精度で情報を検索できるツール |
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール |
細かな管理者設定ができるツール |
高いセキュリティ機能を持つツール |
Microsoft製品と連携できるツール |
Google製品と連携できるツール |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
5名以上での利用が前提 |
デフォルトの設定が複雑 |
最低利用期間がある |
ファイル形式以外は保存できない |
情報漏えいのリスクがある |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは1人あたり1,800円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは1人あたり25,000円÷ユーザー数/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは1人あたり749円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは1人あたり950円/月〜 |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「Dropbox Business」の詳細はこちら |
「セキュアSAMBA」の詳細はこちら |
「OneDrive for Business」の詳細はこちら |
「Google Drive」の詳細はこちら |
法人向けオンラインストレージの比較ポイント5選
ここでは、法人向けオンラインストレージの比較ポイントを5つ解説します。自社に最適なものを選定するためにも、以下の点を必ず把握しましょう。
(1)セキュリティを十分に確保できるか
法人利用では機密文書や顧客データなどを管理する場面が多いため、セキュリティを十分に確保できることが重要です。
インターネット上にデータを管理する場合には、外部からのウイルス攻撃によるデータ紛失・改ざんといったリスクがあります。したがって、情報の暗号化機能の有無をはじめサーバーの安全性は必ず確認すべきです。
また、同じツールでも契約プランによってセキュリティ機能が異なることが多いため、事前に確かめておくことも重要です。
(2)ストレージ容量を柔軟に増やせるか
次に、ストレージ容量を柔軟に増やせる点も大切です。
法人利用では顧客情報をはじめ膨大なデータを扱います。そのため、ストレージ容量が小さいとデバイスの動作が重くなり、業務が阻害される恐れがあるのです。
したがって、契約期間内に使用するストレージの大きさを想定したうえで、適切なプランを選択しましょう。
(3)デバイスやOSを問わず使えるか
デバイスやOS(デバイスを動かすために必要なシステム)を問わず使えることも重要な比較ポイントです。
オンラインストレージのなかには最新版のOSが必要だったり、特定のデバイスに対してはアプリが用意されていなかったりするものもあります。このようなツールであれば、わざわざ新たなデバイス・OSを購入しなければなりません。
したがって、PCやスマホ、タブレットといったマルチデバイスに対応しているのはもちろん、MacやWindowsのようなOSを問わずに使えるものを選定しましょう。
(4)サポート体制は充実しているか
トラブルへ迅速に対処するには、サポート体制が充実している点も大切です。
とくに非IT企業であれば、ツールに詳しい担当者がおらず万が一のシステムトラブルに対応できない場合もあります。しかし、常に迅速なサポートを受けられるツールであれば、問題が起きても事態の悪化を防げるのです。
また、外資系のサービスであれば日本語でのサポートが受けられるかも確認しましょう。
(5)情報共有もできるか
情報共有もできるサービスであれば、より利便性が向上します。
オンラインストレージはファイル保存に特化したツールですが、保存した情報をチームで共有する機会も多いです。ただし、過去に共有した情報の管理を適切に行わないとデータを見つけるのが困難で十分に活用できません。
数あるツールのなかでも、「ナレカン」のような高精度な検索機能が備わったツールであれば、ファイルのデータが増えても使いやすいのです。
おすすめの法人向けオンラインストレージまとめ
ここまで、おすすめの法人向けオンラインストレージ6選と比較ポイントを中心にご紹介してきました。
法人向けオンラインストレージを選ぶとき「セキュリティ体制は充実しているか」や
「ストレージ容量を柔軟に増やせるか」などがポイントになります。また、トラブル対応やツール導入のときに、「十分なサポートを受けられるか」も考慮すべきです。
ただし、情報の共有機能や情報の検索機能に乏しいツールでは、オンラインストレージに保存した情報を業務に活かせません。そのため、法人利用で選ぶべきなのは「情報の共有がしやすく、目的の情報も簡単に見つかるツール」です。
結論、法人向けオンラインストレージには情報の蓄積や管理、抽出に優れたITツール「ナレカン」が最適です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」でオンラインストレージよりも効率的に法人の情報を管理・共有しましょう。