電子化におすすめの社内掲示板アプリ7選!メリット・デメリットも解説

情報共有の手段のひとつである「社内掲示板」は、紙を貼り付けるアナログな方法が一般的でした。しかし、昨今はDX化やリモートワークの導入に伴い、「掲示板アプリ」で電子化する方法が増加しています。
しかし、社内掲示板を導入したいが「何から始めればいいのかわからない」「おすすめの掲示板アプリがわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、見やすい社内掲示板アプリ・ツール7選と選定ポイントを中心にご紹介します。
- 電子掲示板を導入するのに、おすすめのアプリを探している
- 無料の掲示板アプリを利用する、メリット・デメリットを押さえたい
- 重要なお知らせが、全社員に行き届く体制を整えたい
という方はこの記事を参考にすると、社内掲示板の作成をはじめとする、社内の情報共有に最適なアプリが分かります。
目次
社内掲示板とは
社内掲示板とは、社内連絡を掲示するためのボードを指します。
従来は、掲示板に「お知らせ」の用紙を貼り付けたり、ホワイトボードに記載したりするアナログな方法が一般的でした。しかし、アナログ掲示板を自作する場合、「掲示物を作成する→必要に応じて印刷する→掲示する→掲示を周知する」と工数がかかります。
一方、電子掲示板を使えば入力した情報をそのまま共有できるので、アナログのような手間がかかりません。そこで、近年では情報共有の効率化のために、コメント機能や通知機能などの様々な機能が備わったITツールを使う方法が主流となってきているのです。
<これで解決>電子掲示板に関するQ&A
以下では、電子掲示板に関するQ&Aを解説します。「何となくアプリを探している」という状況のまま、いきなりアプリ選定に臨んでも上手くいかないため、まずはよくある質問と回答を押さえておきましょう。
Q1:社内SNS・社内掲示板の違いとは?
SNSと掲示板は、どちらも社内における情報共有の手段ですが、以下の違いがあります。
たとえば、社内SNSは、個人やチームの出来事をリアルタイムで共有でき、気軽にリアクションを送れることから社員同士のコミュニケーションの活性化に向いています。ただし、情報が流れやすく、過去の投稿を遡りづらいのが難点です。
一方、社内掲示板は、重要なお知らせや社内イベントの告知に活用されることが多く、「企業理念を浸透させたい」という目的に対して有効な手段です。しかし、社内SNSと比較すると、フォーマルな印象があり、情報が一方通行になりやすいのが課題です。
Q2:社内掲示板アプリを導入するメリットとは?
社内掲示板アプリを導入するメリットは、主に以下の3つです。
- スピーディーに情報共有できる
- 円滑なコミュニケーションができる
- 社内情報として蓄積できる
紙で掲示板を作成すると「掲示物を貼りかえる手間」「全員が把握するまでの時間」がかかってしまい非効率的です。一方、電子掲示板を活用すれば、一斉に社員に掲示板を公開できるので、情報が伝達されるまでに時間がかかりません。
一部の掲示板アプリでは、情報発信者のメッセージに対して簡単にリアクションしたり、コメントしたりできます。そのため、忙しい業務の合間でも、場所や時間を問わず気軽にコミュニケーションをとれるのです。
紙の掲示板は物理的なスペースが限られているため、長期的な掲示は不向きです。一方、掲示板アプリなら、過去の掲示物もオンライン上に残しておけるうえ、”「新しい順」で表示させる”という設定も可能なので、必要な情報をすぐに探せます。
以上のように、掲示板を電子化をすれば、円滑な情報共有が図れるだけでなく、ナレッジとして有効活用できるようになるのです。
Q3:社内に掲示板アプリを導入するデメリット(注意点)とは?
社内掲示板アプリを導入しても、運用方法を誤れば「社内に浸透しない可能性がある」のが”デメリット”だと言えます。
具体的には、有益性の低い情報ばかり掲載されている掲示板では、社員は必要性を感じられず、閲覧頻度が下がっていきます。また、「読みやすさ」に欠けている場合も同様に、閲覧頻度は下がり、重要な情報だとしても行き届かなくなりかねません。
したがって、掲示板アプリを導入するときは、掲示内容を吟味したり画像や文章を工夫して”読みやすさ”を意識したりして、社内に浸透させていくことが大切です。
<脱アナログ>社内掲示板アプリ・ツール7選の比較表
以下は、今回ご紹介したおすすめアプリ・ツールの特徴と料金をまとめた比較表です。比較表は左右にスクロールできます。
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | Google サイト | Microsoft Teams | kintone | LINE WORKS | R-GROUP | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
欲しい情報に即アクセスできる社内電子掲示板ツール |
社内情報を最も簡単に共有できるクラウド型ツール |
見やすい社内ポータル/掲示板を自作できるアプリ |
円滑なコミュニケーションを促す社内掲示板アプリ |
社内情報をまとめて共有できるデジタル掲示板アプリ |
社内連絡を活性化できる社内SNSアプリ |
完全無料で使える電子掲示板ツール |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】※ただし、Google Chatを使うとやりとりできる。 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
マルチデバイス |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
検索機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
リアクション機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
注意点 |
法人での利用が前提なので、個人利用は不可 |
5名以上での利用が前提 |
カスタマイズ性が低い |
古い情報を見つけづらい |
モバイル版では、一部機能に制限がある |
フォルダで整理しづらい |
セキュリティ面が弱い |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは950円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは719円/ユーザー/月~(年間契約) |
・無料プランなし
・有料プランは1,000円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは540円/ユーザー/月~ |
・無料で利用できます |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「Google サイト」の詳細はこちら |
「Microsoft Teams」の詳細はこちら |
「kintone」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「R-GROUP」の詳細はこちら |
このように、アプリによって特徴や価格が異なるので、上の表も参考にしながら自社とマッチするアプリを選定しましょう。
<無料あり>社内掲示板を作れるおすすめアプリ・ツール7選
以下では、社内掲示板にすすめアプリ7選をご紹介します。
社内の重要なお知らせが全社に行き届くようにするには、電子掲示板アプリを活用するのが有効です。しかし、多機能なアプリは便利な反面、操作が複雑になるため、「シンプルに使えるか」を軸にアプリを選定するのがおすすめです。
また、掲示板にお知らせを投稿しても、気が付かれなければ意味がありません。そのため、社員が気軽に掲示板を確認できるような”導線”があるかも重要です。
結論、社内掲示板の作成には、情報を見やすくまとめておけるうえ、誰でも直感的に検索できるツール「ナレカン」が最適です。
ナレカンでは、メンバーがアクセスするだけで、重要なお知らせが目に入る仕様になっているので、社内報などの全社向けのアナウンスに最適です。また、月初めには、登録したアドレス宛にメルマガが配信されるので、直近1ヵ月のお知らせを確実に拾えます。
【ナレカン】欲しい情報に即アクセスできる社内電子掲示板ツール

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
<ナレカンを使った「社内掲示板」の作成>
ナレカンは、アプリにアクセスするだけで、ホーム画面より「お知らせ」を確認できるのが特徴です。

上図のように「キャプチャ画像・タイトル・本文」を入力するだけで、読みやすいお知らせが簡単に作れます。また、お知らせの公開/非公開は、管理者がワンクリックで設定できるので、アナログの掲示板のように「紙を張り替える手間」がかかりません。
【Stock】社内情報を最も簡単に共有できるクラウド型ツール
Stockは、ナレカンと同じく社内の情報を蓄積できるツールです。
「Stock」の「ノート」には、テキストはもちろん、画像やファイルも簡単に残せるうえ、任意のメンバーにリアルタイムで共有できます。また、ノートには「メッセージ」を紐づけられるので、社員同士のコミュニケーションの活性化も図れます。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Google サイト】社内ポータル/掲示板を自作できるアプリ

<Google サイトの特徴>
- 無料で使えるホームページ作成ツール
- 豊富なテンプレートが備わっている
無料で社内ポータル(社内向けのポータルサイト)を作成し、社内掲示板やナレッジスペースとして活用できます。
「イベント」「ヘルプセンター」「ポータル」など、目的別のテンプレートが数多く備わっているので、簡単に体裁を整えられます。
<Google サイトの機能・使用感>

- アプリケーション連携機能
- 充実した管理機能
Googleマップ、Googleフォト、GoogleフォームといったGoogleが提供するサービスとの親和性が高いです。そのため、マップや写真、フォーム結果をスムーズに社内メンバーに伝えることができます。
管理者はユーザーの追加や端末の管理、アクセス制限などの設定を簡単にできるため、常にデータの安全確保が可能です。
<Google サイトの注意点>
- コメント機能がない
- カスタマイズ性が低い
Google サイトにはコメント機能が備わっていません。そのため、社内掲示板についてやり取りしたいという場面では、Google Chatやメールなどの別のツールを併用する必要がある点が使いづらいと言えます。
利用しているユーザーからは「サイト作成時のデザインに限りがあり、画像の挿入や動画の挿入、形なども変えられるようになると、より実用的になる。」という声があります。(参考:ITreview)
<Google サイトの料金体系>
Google サイトは基本的にGoogleアカウントさえあれば無料で利用できますが、保存容量は1人あたり15GBまでに制限されています。ビジネスでより多くの容量を利用する場合はGoogle Workspaceの契約が必要です。
Google Workspaceの料金
- Business Starter:950円/ユーザー/月
- Business Standard:1,900円/ユーザー/月
- Business Plus:3,000円/ユーザー/月
- Enterprise:要問い合わせ
【Microsoft Teams】円滑なコミュニケーションを促す社内掲示板アプリ

<Microsoft Teamsの特徴>
- 円滑なコミュニケーションが可能
- 社内文化の醸成に役立つ
ミーティングや、チャット形式のスピーディーなやり取りによって社内のコミュニケーションを活性化できるのが特徴です。
ファイルの共同編集ができるので、リアルタイムでの円滑なコミュニケーションが実現できます。
<Microsoft Teamsの機能・使用感>
- 共有チャネル機能
- チャットグループ機能
Microsoft Teamsには、テキストやファイル情報を書き留めて、それを任意のメンバーにリアルタイムで共有できる機能があります。
LINEのようなチャット形式で、複数人の社内メンバーとチャットグループを作れます。プロジェクトにかかわるメンバーを集めて、スムーズな情報共有ができます。
<Microsoft Teamsの注意点>
- 確認漏れが起こるケースがある
- 古い情報を見つけづらい
利用しているユーザーからは「モバイルとPCの通知既読が完全に同期しないため、外出先で既読にしたはずのスレッドが帰社後に未読として残る。」との声があります。タイムラグは、確認漏れの原因になりかねないので、導入まえに十分に確認しましょう。(参考:ITreview)
ほかにも、「過去のチャットを検索する際、キーワードを入れてもうまく引っかからず、目的のやりとりを探せないことがある。もう少し検索の精度を向上させてほしい。」との改善を求める声があります。(参考:ITreview)
<Microsoft Teamsの料金体系>
- Microsoft Teams (無料):無料
- Microsoft Teams Essentials:719円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Business Basic:1,079円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Business Standard:2,249円/ユーザー/月(年間契約)
なお、AI機能を活用したい方は、以下のアドオンを追加する必要があります。
- Microsoft 365 Business Premium:1,499円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Copilot:4,497円/ユーザー/月(年間契約)
【kintone】社内情報をまとめて共有できるデジタル掲示板アプリ

<kintoneの特徴>
- IT知識がなくても社内掲示板が作れる
- ファイル情報を残せる
ノーコードで自社に適したシステムを作れる点が特徴です。社内ポータル、FAQ、プロジェクト管理など、用途に合わせてシステムを構築できます。
エクセルやCSVファイルを読み込むだけで、kintoneで情報を可視化できるようになります。
<kintoneの機能・使用感>
- 全文検索機能
- モバイル対応機能
ファイルの中身まで探せる、全文検索機能が備わっているため、必要な情報を簡単に見つけられます。都度、ファイルを開く手間がかからないので、社内の情報共有が円滑になります。
kintoneは、スマホやタブレットからでも利用できるため、時間や場所を問わずに社内情報を確認することができます。
<kintoneの注意点>
- 無料のプランはない
- モバイル版では、一部機能に制限がある
kintoneは、有料プランを30日間無料でトライアルすることはできますが、無料のプランがない点に注意が必要です。
なかには「少スマホアプリが既にありますが、一部機能がブラウザ版でないと使えなかったりする。」との改善の声が見られます。そのため、担当者は、必要な機能が使えるか確認しましょう。(引用:ITreview)
<kintoneの料金体系>
- ライトコース:1,000円/ユーザー/月
- スタンダードコース:1,800円/ユーザー/月
- ワイドコース:3,000円/ユーザー/月
【LINE WORKS】社内連絡を活性化できる社内SNSアプリ

<LINE WORKSの特徴>
- ビジネス版のLINE
- 高セキュア環境
LINEと同じような操作で利用できる点が特徴です。
国際認証を取得した高レベルのセキュリティで保護されているため、安心して社内情報のやり取りができます。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- 掲示板機能
- Drive機能
LINE WORKSでは、全社員向けに情報を投稿して共有することが可能です。また、投稿ごとにコメントを残すことで、社内コミュニケーションを活性化できます。
共同作業用のストレージが備わっているため、ファイル形式の社内資料を保管し、簡単に共有できるようになります。
<LINE WORKSの注意点>
- 直近30日以内の投稿しか確認できない
- フォルダで整理しづらい
利用しているユーザーからは「掲示板について、後で読み返したいとか、どこの部署からいつ頃発信されたか等検索機能が欲しい。」といった要望の声があります。(参考:LINE WORKSコミュニティ)
「写真管理などがしやすいフォルダなどができるとありがたい。」という声があるため、情報が煩雑化しないように注意が必要です。(引用:ITreview)
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:無料
- スタンダード:540円/ユーザー/月
- アドバンスト:960円/ユーザー/月
【R-GROUP】完全無料で使える電子掲示板ツール

<R-GROUPの特徴>
- 完全無料で利用者数制限がない
- さまざまな機能が備わっている
完全無料でグループウェアが始められるうえ、利用者制限がないのが特徴です。
社内のお知らせを共有するための「掲示板」のほか、勤怠を管理するための「タイムカード」や「カレンダー」など、さまざまな機能が備わっています。
<R-GROUPの機能・使用感>
- 既読機能
- 最新情報を強調できる
掲示板には「既読ボタン」が搭載されており、伝達漏れを防止できて便利です。
情報が更新されてから48時間以内の書き込みは目立って表示されるので、どこを確認すればいいのか一目で分かる点が便利です。
<R-GROUPの注意点>
- セキュリティ面が弱い
- 個人でパスワード変更ができない
R-GROUPは誰でも無料で使えるソフトなので、有料版と比較するとセキュリティ面に懸念があります。
利用しているユーザーからは「各個人でパスワードの変更が行えないのが、予定外でした。」という声があります。そのため、社内で不正アクセスや情報漏えいが起こらないように注意しましょう。(引用:ITトレンド)
<R-GROUPの料金体系>
無料で利用できます。
<選定ポイント>社内掲示板アプリに欠かせない4つの機能性
ここでは、社内掲示板アプリを選ぶときに確認すべき4つの機能性をご紹介します。以下のポイントを重視することで、社内に浸透しやすいアプリを選べます。
(1)コミュニケーション機能
掲示板に投稿できるだけでなく、掲示板上でコミュニケーションがとれるかは重要です。
たとえば、掲示板上で直接「質問」や「回答」ができる機能がついていれば、メール・チャットでやりとりする手間を省けます。さらに、ほかの社員も質疑応答のやりとりまで確認できれば、担当者に同じような質問が殺到する事態を回避できるのです。
したがって、掲示板へ一方的に投稿するだけのアプリではなく、双方向のコミュニケーションがとれるアプリを選びましょう。
(2)検索機能
検索機能は十分であるかも、アプリ選定時に確認すべきポイントです。
社内掲示板は定期的に更新されるので、過去の内容を振り返りたいときにすぐに探し出せないアプリは不便です。そのため、キーワードを入力するだけで、すぐにヒットするような検索機能を備えたアプリを選定すべきなのです。
また、キーワードで絞れることはもちろん、ファイル内や画像内まで検索できる「ナレカン」のようなアプリであれば、よりすばやく該当の文書を見つけられるようになります。
(3)リアクション機能
リアクション機能があるとコミュニケーションが取りやすくなります。
リアクション機能により社員の反応を知ることで、掲示内容が社員にとって有益な情報になっているのかの判断材料となります。また、既読機能がないツールでは、リアクションにより社員が内容を把握しているかの確認もできます。
さらに、ワンクリックでリアクションを伝えられるので、返信の文章を考える必要がないため、”気軽さ”もポイントです。このように、リアクション機能は既読確認のほか、円滑なコミュニケーションに欠かせません。
(4)マルチデバイス対応か
PCだけでなく、スマホ・タブレットからでも利用できるかを確認しましょう。
パソコン以外のデバイスからでも確認できるアプリであれば、時間や場所を問わず閲覧できるようになります。とくに、営業職のように外出が多い社員や、リモートワークでオフィスにいない社員でも、すぐに掲示板に目を通せるのです。
加えて、iOSやAndroidなどの「OSを問わず使えるツール」であるか「スマホとPCで同じような使い勝手(UI)か」も併せて確認しておくと、導入後のトラブルを回避できます。
社内の掲示板を上手に活用するための3つのコツ
ここでは、社内の掲示板を上手に活用するための3つのコツを解説します。以下の内容を把握していなければ、運用が途中で頓挫してしまい無駄なコストだけがかかり続ける事態になりかねないので注意しましょう。
コツ1|ルールを明確にする
まずは、掲示板アプリを使用するうえでのルールを設けましょう。
ルールを決めないまま運用すると「どの掲示板に情報を掲示すべきか分からない」「同じような掲示板が複数あり混乱する」といった事態が発生しかねません。
コツ2|常に最新の情報にする
掲示板に掲載する情報が、常に最新情報になっているかも注意すべきです。
社内掲示板アプリは「掲示内容が常に最新である」前提で情報を確認します。そのため、掲示板に記載されている情報が最新ではなかった場合、メンバー間で情報格差が生じる危険性があります。
したがって、更新したら全員に通知されるように設定したり、掲示した内容を「新しい順」に並べ替えたりして、すぐに目のつく状態にしましょう。
コツ3|関連する情報をまとめて管理する
掲示板を効果的に運用するには、関連する情報をまとめて管理することが大切です。
掲示板でお知らせされた情報の詳細が別のツールで共有されると、見落としたりや情報を集める時間がかかったりします。そのため、社内の情報を共有する専用のツールを導入して一元管理しましょう。
たとえば、「ナレカン」のようなアプリであれば、掲示板機能と社内情報などのナレッジをまとめて共有・管理できます。
おすすめの社内掲示板アプリ7選と上手に活用するコツまとめ
ここまで、おすすめの社内掲示板アプリや選定ポイント、メリットをご紹介しました。
アプリを活用して社内掲示板を作れば、情報を迅速に共有できます。また、社内掲示板アプリを上手に活用するには、以下の3点を必ず抑えておきましょう。
- ルールを明確にする
- 常に最新の情報に更新する
- 関連する情報をまとめて管理する
しかし、前提として操作が複雑なアプリでは、投稿するまでに時間がかかるため、掲示板の更新頻度が減ってしまいます。また、一方的に投稿するだけでは、メールやチャットでのやりとりが生じる可能性があり、2度手間になってしまいます。
結論、社内掲示板アプリを導入するときは、気軽に情報を発信でき、双方向のやりとりが可能なアプリ「ナレカン」が必須です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」で社内掲示板を運用し、情報共有の活性化に役立てましょう。