Dropboxの代替はこれ!デメリットを解消する類似サービス4選を紹介
 Dropbox(ドロップボックス)は、クラウド上で情報管理する「オンラインストレージ」の代表的なサービスで、多くのユーザーに利用されています。
しかし、利用者の中には、「Dropboxを使った情報管理に不便さを感じている」と、ツールの代替先を探している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Dropboxの代わりに無料でも使える類似サービスを中心にご紹介します。
- Dropboxの代わりになるソフトを探している
 - Dropboxの類似ツールを比較し、導入を検討したい
 - 最も簡単に情報の管理・確認ができるサービスを知りたい
 
という方はこの記事を参考にすると、Dropboxのデメリットを解消する代替ツールが見つかり、ファイル管理・共有を効率化できます。
目次
Dropboxの概要
Dropboxは、アメリカのDropbox Inc.が提供するオンラインストレージです。
Dropboxには、「Basic」「Plus」「Essentials」「Business」「Business Plus」「Enterprise」の6つのプランがあります。プランごとに料金や搭載されている機能は異なり、それぞれのプランの違いは以下の通りです。
| Basic | Plus | Professional | Standard | Advanced | |
|---|---|---|---|---|---|
| 料金(月額) | 
 無料  | 
 1,500円/月  | 
 2,400円/月  | 
 1,800円/ユーザー/月  | 
 2,880円/ユーザー/月  | 
| 利用人数 | 
 1人  | 
 1人  | 
 1人  | 
 3人~  | 
 3人~  | 
| ストレージ容量 | 
 2GB  | 
 2,000GB  | 
 3,000GB  | 
 チーム全体で5,000GB~  | 
 チーム全体で15,000GB~  | 
| その他の特徴 | 
  | 
  | 
  | 
  | 
  | 
なお、「Enterprise」は導入先企業の業務に合わせて内容をカスタマイズできるプランであり、利用するには問合せが必要です。
Dropboxのデメリット
Dropboxの主なデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- 無料プランの容量が小さい
 - バージョン管理ができない
 
無料プランの場合、利用できるストレージ容量は「2GB」までに制限されます。また、有料プランも「1,500円/月(月払い)~」と比較的高価な価格帯であるため、ほかのツールへの乗り換えを検討するユーザーは少なくありません。
実際に利用するユーザーからは、「バージョン管理ができると尚良い。」「同一名のファイルに関しては過去のものを保存して覚えておいてもらえるような仕組みがあれば万々歳」といった声も見受けられます。(参考:ITreview)
以上の理由から、Dropboxの利用にストレスを感じている方は、別ツールへの移行を検討しましょう。
【無料あり】Dropboxのサーバー代わりになる類似サービス4選
以下では、Dropboxの代替におすすめのオンラインストレージを4つご紹介します。それぞれの特徴と注意点を確認し、自社に合ったサービスを探しましょう。
Google Drive

<Google Driveの特徴>
- 無料で15GBまで利用できる
 - 他のGoogleアプリと連携できる
 
Googleアカウントを保持していれば、無料で「15GB」まで利用可能です。
ドキュメントやスプレッドシートなどの他のGoogleアプリと連携して、ほかのユーザーとリアルタイムで共同編集できます。
<Google Driveの機能・使用感>
- 検索機能が充実している
 - 重要なファイルを目立たせられる
 
ファイルの「種類」「最終更新日時」「作成者」などの項目ごとに絞り込んで検索できるので、目的のファイルを見つけやすいです。
ファイルに「スター」をつけて強調できます。スターが付いたファイルのみを表示することも可能なので、よく使うファイルや重要なファイルへすばやくアクセスしたいときに便利です。
<Google Driveの注意点>
- 容量が別のGoogleツールと合算される
 - 検索の精度が高くない
 
1つのGoogleアカウントでの使用容量は、Google Driveだけでなく、GmailとGoogleフォトで使用している容量も合算されます。そのため、すぐに容量制限に達してしまう恐れがあります。
実際のユーザーからは、「ファイルの種類や数が増えてくると、目的のファイルを探すのに時間がかかってしまうことがあるため、保管方法や検索機能がさらに充実すると、より使いやすくなると思います。」という意見がありました。(参考:ITreview)
Google Driveの料金体系
- 個人向け:0円
 - Business Starter:950円/ユーザー/月(月払い)
 - Business Standard:1,900円/ユーザー/月(月払い)
 - Business Plus:3,000円/ユーザー/月(月払い)
 - Enterprise:要問い合わせ
 
Microsoft OneDrive

Microsoft OneDriveの特徴
- 5GBまで無料で使える
 - マルチデバイスに対応している
 
OneDriveは、Microsoftアカウントがあれば誰でも5GBまで無料で使えます。
OneDriveはスマートフォンアプリを提供しています。そのため、移動中やPCを持ち込めない場所でも、ファイルの閲覧や編集が可能です。
Microsoft OneDriveの機能・使用感

- 共同編集ができる
 - バックアップできる
 
OneDriveでは、個人でのファイル保存だけでなく、ほかのメンバーと共同編集が可能です。そのため、プレゼン資料や企画書の作成など、複数人で書類作成を進める場面での利用にも向いています。
OneDriveに重要なファイルを保存しておけば、バックアップできるので、PCが壊れたり紛失したりしてもファイルの復元が可能です。そのため、社内でPCを買い換えたときも、古いPCから新しいPCへデータを移行する手間がかかりません。
Microsoft OneDriveの注意点
- ファイル管理が煩雑化しやすい
 - 動作が重い
 
OneDriveは、共有フォルダと個人フォルダの見分けがつきづらいため、社内で情報共有するときに混乱が生じる恐れがあります。
利用しているユーザーからは「クラウド同期を取っても、別PCから見た時にタイムラグが長く感じる事がある。ブラウザ上では間違いなくデータが存在するが、PCアプリ上に反映されるまでに時間がかかる事がある。」という声があります。(参考:ITreview)
Microsoft OneDriveの料金体系
- Microsoft 365:無料
 - OneDrive for Business (Plan 1):749円/ユーザー/月(年払い)
 - Microsoft 365 Business Basic:899円/ユーザー/月(年払い)
 - Microsoft 365 Business Standard:1,874円/ユーザー/月(年払い)
 
MEGA

<MEGAの特徴>
- 無料で10GBまで利用できる
 - 非ユーザーともファイル共有できる
 
無料で利用できるストレージは「10GB」で、オンラインストレージのなかでも比較的大きい容量です。
MEGAのアカウントを持たない非ユーザーにも簡単にファイルを共有できます。
<MEGAの機能・使用感>
- ファイルを見分けやすい
 - チームメンバーを招待してチャットができる
 

ファイルの一覧を見たときに文字だけでなく、画像も一緒に表示されるので、一目でファイルの内容を判別できる点が便利です。

一対一でやりとりする個別チャットのほか、グループチャットを作成して、複数人でやりとりすることが可能です。そのため、社内のコミュ二ケーションツールとしても活用できます。
<MEGAの注意点>
- パスワードを忘れるとデータが失われる場合がある
 - バックアップが容量を圧迫してしまう
 
MEGAでは、パスワードでファイルのアクセスを制限するので、パスワードを忘れてしまった場合ファイルを閲覧できなくなる恐れがあります。
ユーザーからは「自動バックアップ機能は優秀なのですが、バックアップファイル自体やキャッシュファイルが保存容量を圧迫してしまう点は改善してほしいと感じています。」という意見があります。(参考:ITreview)
<MEGAの料金体系>
個人利用
- 無料プラン:0円
 - Pro I:1,900円/ユーザー/月
 - Pro II:3,803円/ユーザー/月
 - Pro III:5,705円/ユーザー/月
 
ビジネス利用(3ユーザー~)
- ビジネス:2,853円/月~
 
InfiniCLOUD

<InfiniCLOUDの特徴>
- 無料で20GBまで利用できる
 - 紹介ボーナスがある
 
新規アカウントを作成することで、「20GB」まで無料で利用できます。
InfiniCLOUDをほかのユーザーに紹介すると、紹介をした側と紹介を受けた側の両者にボーナス容量がプレゼントされます。
<InfiniCLOUDの機能・使用感>
- ファイルの情報を一目で把握できる
 - 並べ替えが可能
 

ファイル名や形式、サイズ、更新日を一覧で確認できるので、目的のファイルを見つけやすいです。
「サイズ」「種類」などをクリックすると、瞬時に並べ替えられるので、ファイルを整理したいときに便利です。
<InfiniCLOUDの注意点>
- セキュリティに懸念が残る
 - 疑問を解消しにくい
 
InfiniCLOUDでは、ユーザーごとのアクセス権限設定が出来ず、「合言葉」で閲覧制限を付ける仕様となっています。そのため、合言葉さえ分かれば、誰でも簡単にアクセスできてしまうのです。
ユーザーからは『ファイルブラウザーからヘルプページを開くと、FAQページ内の「ファイルブラウザーの使い方」に遷移します。基本操作やアイコン詳細を知りたい場合は良いのですが、それら以外の疑問を調べたい時に少々手間に感じます。』という意見があります。(参考:ITreview)
<InfiniCLOUDの料金体系>
- 無料アカウント:0円
 - 有料アカウント(300GB):970円/月
 - 有料アカウント(3TB):1,460円/月
 - 有料アカウント(10TB):4,840円/月
 
2025年8月1日から料金改定され、上記の価格になりました。
<比較表>Dropboxのおすすめ代替アプリ一覧
以下の表は、Dropboxの代替先として使えるオンラインストレージ一覧です。(※左右にスクロール可)
| Google Drive | Microsoft OneDrive | MEGA | InfiniCLOUD | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 
 他のGoogleアプリと連携できる  | 
 あらゆるデバイスからアクセスできる  | 
 非ユーザーともファイル共有できる  | 
 紹介ボーナスがある  | 
| 
 無料版の容量  | 
 15GB 
※他のGoogleツールと合算  | 
 5GB  | 
 10GB  | 
 20GB  | 
| 
 ユーザーごとの 
アクセス権限設定  | 
 【〇】  | 
 【〇】  | 
 【〇】  | 
 【×】  | 
| チャット機能 | 
 【×】  | 
 【×】  | 
 【〇】  | 
 【×】  | 
| 注意点 | 
 検索の精度が高くない  | 
 ファイル管理が煩雑化しやすい  | 
 パスワードを忘れるとデータが失われる恐れがある  | 
 セキュリティに懸念が残る  | 
| 料金 | 
 ・無料プランあり 
・有料プランは950円/月~(月払い)  | 
 ・無料プランあり 
・有料プランは749円/月~(年払い)  | 
 ・無料プランあり 
・有料プランは1,900円/月~  | 
 ・無料プランあり 
・有料プランは970円/月~  | 
| 公式サイト | 
 「Google Drive」の詳細はこちら  | 
 「Microsoft OneDrive」の詳細はこちら  | 
 「MEGA」の詳細はこちら  | 
 「InfiniCLOUD」の詳細はこちら  | 
このように、ツールによって特徴は異なりますが、ビジネスで利用する場合には「セキュリティの高さ」を重視すべきです。したがって、”フォルダ”ごとに細かくアクセス制限をかけられる「ナレカン」のような情報管理ツールを選びましょう。
【注意】オンラインストレージを使い続けるデメリット
オンラインストレージを使えば、大量のデータを残すことができます。しかし、なかには「ファイル形式でしか情報を残せない」「情報へのアクセス性が低い」ものもあるので、使い続けていくうえでストレスを感じる場合があります。
実際に、DropboxやGoogle Drive、OneDriveなどのオンラインストレージでは、ExcelやWord、PowerPointなどのファイル形式しか情報を管理できません。
そのため、ファイルが増えるにつれて「似た名前のファイルが多く、一つひとつファイルを開いて中身を確認しなければならない」といった面倒も起きやすいです。
以上のことから、今日ではオンラインストレージではなく、”ノート形式”で情報管理できるツールを導入する企業が増えています。
【代替先はこれ】面倒なファイル管理から解放されるアプリ
以下では、面倒なファイル管理から解放されるアプリをご紹介します。
Dropboxをはじめとしたオンラインストレージは、ファイル管理に特化しているため、ファイル以外の情報は残せません。また、そもそもファイル形式での情報管理は、「似た名前のファイルが乱立する」「情報を探すのに時間がかかる」といった欠点があります。
そこで、「ファイルだけでなく、あらゆる情報を簡単に確認・管理できるノート形式のアプリ」を導入しましょう。なかでも、業務に関する情報をシーンに応じてまとめることができ、検索の機能が充実したサービスを選べば、見たいデータがすぐに探し出せます。
結論、ファイルの管理に最適なのは、ノート形式であらゆる情報を残せて、必要な情報に即アクセスできるツール「ナレカン」一択です。
ナレカンでは「記事」に、ファイルに加えて画像やテキストも記載できるので、自社に合った形で情報を蓄積できます。また、生成AIを活用した「自然言語検索」で最適な回答を得られるほか、記事・ファイルの重複を検知してくれるので、情報が乱立する心配もありません。
欲しい情報にすぐにアクセスできるアプリ「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
        「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
 - 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
        ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
 - 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
        初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
 
<ナレカンの料金>

- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
 - エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
 - プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
 
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
ファイル移行も簡単!ナレカンの便利な要約機能
ナレカンの「ファイル要約機能」を使うと、任意のファイルをアップロードするだけで、AIが内容を自動で要約します。

上記画像のように、ファイルの「要約」と「重要ポイント」がAIによって自動で抽出されるうえに、元ファイルも自動で添付されます。そのため、ファイルの内容をすぐに把握でき、一つひとつファイルを開いて確認する手間が無くなるのです。
Dropboxの代わりになるオンラインストレージまとめ
これまで、Dropboxの問題点や、代替アプリを中心にご紹介しました。
Dropboxは「管理が大変」との声が多く、業務を円滑化するためにツールの乗り換えを検討する方は少なくありません。そもそもファイル形式の情報管理は、「ファイルが見つからない/更新が面倒」などのストレスにつながりやすいので注意しましょう。
そのため、Dropboxの代替には、シーンに応じて画像・ファイルを格納したり、テキストで情報をまとめたりできるツールを選びましょう。ただし、ファイル管理のストレスを解消するためには、検索性が優れていることが大前提です。
結論、Dropboxの代替に最適なのは、ファイルの中身まで検索できるほどの超高精度の検索機能を備えたツール「ナレカン」一択です。また、ナレカンでは、既存データの移行支援もしているので、Dropboxから乗り換えるときの負担も最小限に抑えられます。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を使って、煩雑なファイル管理から脱却しましょう。

  
  
  
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 