セキュアSAMBA(サンバ)とは?使い方や料金・評判まで紹介!
今日では、時間や場所を問わずにファイルを共有・管理できる”オンラインストレージ”が浸透しています。そして、代表的なオンラインストレージの1つとして「セキュアSAMBA」があり、中小企業を中心に利用されているのです。
一方で、「セキュアSAMBAの導入を検討しているが、自社に最適なのか分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、セキュアSAMBAの使い方から料金、評判までを網羅的に解説します。
- セキュアSAMBAの機能や使い方を理解したい
- セキュアSAMBAの評判や料金を把握したうえで導入を判断したい
- セキュアSAMBAよりも簡単にファイルを共有・管理できるツールを知りたい
という方はこの記事を参考にすると、セキュアSAMBAの正しい使い方が分かり、自社に最適なツールかを検討できます。
目次
セキュアSAMBA(サンバ)とは
ここでは、セキュアSAMBAの概要をご紹介します。セキュアSAMBAの導入を検討している担当者の方は必見です。
セキュアSAMBAと「他のファイル共有ツール」の違い
セキュアSAMBAは、「ユーザー数無制限で利用できる点」が他のオンラインストレージとの差別化ポイントだと言えます。
セキュアSAMBAは、スタンダードプラン以上であればユーザー数に制限がなく、利用人数が増えれば増えるほど、一人当たりの費用が安くなります。ただし、容量には制限があるため大人数で使用を考えている方はプランの選択に注意が必要です。
セキュアSAMBAの機能
セキュアSAMBAには、主に以下の機能が備わっています。
- 検索機能
- バージョン管理
ファイル名やタグだけでなく、オプションで全文検索もできるので、目的のファイルをスピーディに見つけられます。
各ファイルの更新回数ごとに、10世代分のバージョン管理ができるため、データを消失する心配もありません。
このように、セキュアSAMBAには、ファイルを保存する機能が充実しているのです。
セキュアSAMBAのセキュリティ
ここでは、セキュアSAMBAのセキュリティ仕様について、いくつかピックアップしてご紹介します。
- 暗号化
- サブドメイン方式
- 国内データセンター
- ウイルスチェック
アップロードされたデータは暗号化方式AES256で、端末とシステムとの間のインターネット通信はSSL/TLS通信(TLSv1.2)で暗号化されています。
契約時に指定したログインURLでセキュアSAMBA環境を構築します。URLを知っているメンバーのみにアクセスを限定できます。
AWS東京リージョンを採用しています。AWSは関東に4つのデータセンター群(AZ)を配置しており、災害時などにも対応可能です。
アップロードされる全ファイルに対してウイルスチェックを実行します。万が一、ウイルスを検知するとログに残ります。
この他にもサイバー攻撃対策や脆弱性診断などがあり、万全なセキュリティ対策が整えられているのです。
セキュアSAMBAの使い方
ここでは、セキュアSAMBAの使い方を3つご紹介します。以下の手順を確認すれば、スムーズにファイルを扱えるようになります。
使い方1|ファイルのアップロード
1.セキュアSAMBAにログインします。
2.画面左上の[マイフォルダ]>[アップロード]をクリックします。
3. すると、下図のように[アップロードリスト]が表示されます。今回は[ファイルの選択]をクリックします。
4.アップロードするファイルを選択して、[開く]をクリックしましょう。
5.すると、選択したファイルがアップロードリストに追加されるので、[アップロード]を押せば完了です。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAの操作マニュアルから引用しています。
使い方2|ファイルの共有
1.共有したいファイルを右クリックして、[ダウンロードリンク]を選択します。
2.リンクの作成画面が表示されるので、パスワードなどの必要項目を入力して、[作成]をクリックします。
3.すると、下図のような画面になるので、[コピー]をクリックすれば任意のメンバーへ共有できます。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAのヘルプページから引用しています。
使い方3|ファイルのダウンロード
1.任意のファイルを選択して、[ダウンロード]をクリックします。
2.保存場所の指定画面が表示されるので、[保存]をクリックすれば完了です。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAの操作マニュアルから引用しています。
【無料プランあり】セキュアSAMBAの料金プラン比較表
セキュアSAMBAでは、容量やユーザー数に応じて5つのプランが用意されています。それぞれの特徴は以下の通りです。
| ※税抜き | フリー | スタンダード | ビジネス | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 |
0円 |
25,000円/月 |
35,000円/月 |
48,000~298,000円/月 |
| ユーザー数 |
2人 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
| 容量 |
1GB |
300GB |
500GB |
1TB~30TB |
| サポート方法 |
メール |
メール+電話 |
メール+電話 |
メール+電話 |
セキュアSAMBAはフリープランであっても、アクセス制限やファイルの暗号化などの有料版と同じセキュリティ対策が搭載されています。そのため、ユーザー数が2人以下であれば、十分な機能を備えたツールと言えます。
セキュアSAMBA使うメリット
セキュアSAMBAを使うメリットは以下の4つです。
- ユーザーの操作ログを記録できる
- ファイル共有が簡単になる
- 人数が増えるとコスパが良い
- スマホやタブレットからでもブラウザ利用が可能
ユーザーのフォルダやファイルに対する操作ログを記録して、閲覧することができます。そのため、トラブルの発生時、迅速な原因究明に役立ちます。
クラウド上でファイル共有できるので、わざわざメールなどで共有する手間が省けます。また、アプリやブラウザから、簡単に使い始められるのです。
ユーザー数無制限なので、人数が増えれば1人当たりのコストが割安になります。
スマホやタブレットからでもブラウザ利用が可能であるため、移動時にもファイルの閲覧が可能です。
上記4つのメリットを考慮して、自社に適したツールか判断しましょう。
セキュアSAMBAを使うデメリット
ここでは、セキュアSAMBAを利用するときの注意点をご紹介します。人によっては煩わしさを感じる恐れもあるため、導入前に確認しましょう。
(1)ファイルの共同編集ができない
セキュアSAMBAは、複数のユーザーが同時にブラウザ上でファイルをリアルタイムで共同編集する機能はありません。
ファイルに変更を加えるには、一度自分のPCにダウンロードし、編集を終えてから再度アップロードするという手間がかかります。そのため、誰かが編集している間に他のメンバーが旧版をダウンロードして編集を始めると、作業の重複が生じるという問題も発生してしまいます。
したがって、チームで文書を共同で作り上げたり、リアルタイムでフィードバックし合ったりする用途においては、セキュアSAMBAは不向きであると言えます。
(2)一部の操作に手間がかかる
次に、セキュアSAMBAは、一部の操作に手間がかかることにも注意すべきです。
たとえば、ExcelやWordの中身を確認するには、逐一ダウンロードしなければなりません。また、ファイルの格納や更新についての連絡には、メールや別のチャットツールを使う必要があるのです。
このように、セキュアSAMBAには、特定のファイルをすぐに開けなかったり、スムーズな情報共有ができなかったりする課題があります。したがって、ファイルを見やすく整理し簡単に共有するには、「ナレカン」のような「ナレッジ管理ツール」の利用が適しています。
セキュアSAMBAのデメリットをカバーするおすすめのツール
以下では、セキュアSAMBAのデメリットをカバーするツールをご紹介します。
セキュアSAMBAは高いセキュリティ下でファイルを残せる一方、ファイルを共有するにはリンクを発行したりフォルダを作成したりする手間がかかります。効率的にファイル共有するには、簡単に情報を蓄積・共有できる「ナレッジ管理ツール」が欠かせません。
また、ファイルは業務で活用するものなので、蓄積されるだけでなく、あとから見つけやすいことが大前提として必要です。そのため、「必要な情報に即アクセスできるツール」を選びましょう。
結論、セキュアSAMBAのデメリットをカバーするには、簡単に情報共有ができ、必要な情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」が最適です。
ナレカンの「記事」には、ファイルや画像に加えて、テキストベースでも情報を残せるうえに、閲覧・編集権限を付与できるので社内情報を安全に管理できます。また、生成AIによる「自然言語検索」は、回答を学習しないので、情報漏えいの心配もありません。
必要な情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
生成AIを活用した「自然言語検索」によって、上司に質問するように検索可能です。そのため、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>

- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
セキュアSAMBAの口コミ・評判
以下では、セキュアSAMBAを利用するユーザーからの口コミ・評判を解説します。実際のユーザーの声を参考に、利用イメージを掴みましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判は、全てITreviewより引用しています。
セキュアSAMBAの良い口コミ・評判
セキュアSAMBAの良い口コミ・評判は以下の通りです。
非公開ユーザー 投稿日:2025年7月02日メールでは送れない大容量ファイルの転送に利用しています。フリーで広告が多数表示されるファイル転送サービスにセキュリティ面のリスクを感じていましたが、セキュアSAMBAは日本国内の有名なサービスなので相手先にも不安をかけず安心して利用できています。
非公開ユーザー 投稿日:2024年10月11日旧来の据え置きサーバーでのデータ管理から、起動性が要求されるデータを中心にクラウドでの運用を目的として選定しました。ビジュアルもGUIもシンプルで、使い方を説明しなくてもexplorer間隔で手軽に使用できるところがいいです。有償版を使用していますが、勝手にフォルダを作らせないように権限を設定するなどでシンプルに運用できます。
非公開ユーザー 投稿日:2024年10月08日優れている点・好きな機能
- DLの有効期限や回数指定が出来るところ
- DLリンクとは別にPWを自動送信してくれるところ
導入のきっかけは脱PPAP対策としてでした。zip添付のメールを送った後のPW送付も煩わしく感じており、PWを自動送付出来るかつ無料だったら、、、とスキマ時間で探していたら出会ったのがセキュアSAMBAです。上記の様な煩わしさを無料で解決出来るものだったので、以降は同じ部署メンバーにも導入を進め、社内で利用をしています。
非公開ユーザー 投稿日:2024年10月08日外部とのファイル共有がセキュアな環境でできるので、外部ベンダーとのファイル共有に利用しました。通常のExplore形式でも利用できるので、いつも通り利用できる点がよい。
このように、利用ユーザーからは操作性のシンプルさや、社外とデータをやり取りをする際の便利さへの評価の声が多く挙がっています。
セキュアSAMBAの改善点に関する口コミ・評判
セキュアSAMBAの改善点に関する口コミ・評判は以下の通りです。
非公開ユーザー 投稿日:2025年7月02日世の中のシステム全般がクラウド中心になってきているので、今の料金体系でオンラインストレージの容量も拡張してもらえたら、セキュアSAMBAはもっともっと知名度も高くなり流行ると思います。
非公開ユーザー 投稿日:2024年10月08日欲しい機能・分かりづらい点
- アドレス帳からの呼び出しが使いづらい
- リンクを送るメールアドレスの送信元表示設定やオリジナルドメインを設定できると嬉しい
非公開ユーザー 投稿日:2024年10月08日アプリをインストールする必要があり、誰でもいつでも使えるわけではないので、その点を改善してほしい。WEB版があったかもしれないが、利用せず。
非公開ユーザー 投稿日:2022年9月27日ちょっと中身を確認したいときに、いちいちダウンロードしないといけないのが大変不便です。(PDFやJPEGはクリックすればみれますが、エクセルやワードなどは要ダウンロード)またフォルダごとアップロードができないので、いちいちフォルダをSAMBA上で作成してからファイルをひとつひとついれていかないといけないところが大変不便です。
このように、利用ユーザーからは「アドレス帳からの呼び出しが使いづらい」「ファイルの中身を確認するのに時間がかかる」などの改善要望があります。
セキュアSAMBAの使い方や料金プラン・評判のまとめ
ここまで、セキュアSAMBAの使い方や料金プラン・評判を解説しました。
セキュアSAMBAは大量のファイルを安全に管理できる一方、ファイル共有に手間がかかるため、情報共有のスピード感において課題があります。また、WordやExcelを開くには、都度ダウンロードしなければならず面倒です。
一方、あらゆる情報を簡単に残せる”情報共有ツール”であれば、ファイルを開く工数がかからず、メンバーとも円滑にやりとりできます。また、必要な情報に即アクセスするために、「高性能な検索機能」が備わっているか確認しましょう。
結論、セキュアSAMBAの課題を解消するには、情報を一元管理でき、必要なタイミングで即アクセス可能なツール「ナレカン」一択です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、効率的なファイル共有を実現しましょう。


